英国 アンティーク 英吉利物屋 トップ(取り扱い一覧)へ 新着品物 一覧へ アンティーク情報記事 一覧へ 英吉利物屋ご紹介へ

No. 15519 エドワーディアン スターリングシルバー ティースプーン
長さ 12.0cm、重さ 17g、最大幅 2.3cm、ボール部分の長さ 3.8cm、柄先の最大幅 1.45cm、柄の最大厚み 2.5mm、1910年 ロンドン、J W Benson Ltd作、七千円 (1本あります)

このエドワーディアン アンティークは、J W Benson Ltd というシルバースミスの名前に惹かれて求めました。

J W Benson Ltd について、ブリティッシュ ホールマークのガイドブックである『JACKSON’S HALLMARKS』によれば、コメント欄に「Important firm (重要なる会社)」とあって、簡潔過ぎて、いったいどう重要なのか分かり難いのですが、敷衍して申し上げますと、写真のティースプーンを作った J W Benson は王室御用達のウォッチメーカー&シルバースミスであった為と考えられます。

ゴールデン ジュビリーの時に、ヴィクトリア女王に贈られた J W Benson作 金銀エナメル製のアルバート メモリアル モデルが、ロイヤルコレクションに入っており、英国王室 バッキンガム宮殿の以下サイトでご覧いただけます。

Royal Collection - Model of the Albert Memorial (ロイヤル コレクション)

あまり見かけないフォルムにも興味を覚えました。 だるまシェイプに愛嬌があって、使っていくうちに愛着が増していきそうな感じです。 作られたのは今から百年以上前のエドワーディアン終りころで、英国でいうところの正式なアンティークに昇格した銀スプーンであることもよいでしょう。 

ティースプーンながら17グラムと持ちはかりがあるのは、写真二番目をご覧いただくと分かるように、柄がかなり厚めに作られている為で、このあたりも英国風な銀製品と感じます。

写真三番目に見えるホールマークは順に J W Bensonのメーカーズマーク、スターリングシルバーを示すライオンパサント、ロンドン レオパードヘッド、そして1910年のデートレターです。







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