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アンティーク新着品 その1


英国アンティーク情報記事一覧 整理しました。


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No. 20115 ハドソン商会 ウィッスル
長さ 7.8cm、ボディーの直径 1.5cm、重さ 18g、九千円

歴史的にみて、写真の笛はイギリスでもかなり強力な笛になります。 防犯用や緊急援助の要請、あるいは野生の動物よけなど、日本でも使える場面は多いだろうと思います。 

色合いゴールドの金属製、無印ウィッスルになります。 ハドソン商会の定番品と構造が同じで、パテントに基づいた製品であろうことから、ハドソン製で間違いないでしょう。

お手入れ次第で、写真のように金属光沢が増しますが、時間をかけると、写真三番目のようなブラスの持ち味が活きた渋い色合いが楽しめるのもよろしいでしょう。
写真一番目、二番目のような光沢は、ピカールで磨くのが一般でしょうが、私の場合は銀磨き液につけたところ、わずか数秒で写真のようになりました。お試しください。

金属製のしっかりした作りで、手にした時の質感はやはり好印象と思います。 一方で、重さは18グラムですから、いつも持ち歩く携行品としては重過ぎず負担にならない上限にあたる持ちはかりとなっており、よく工夫された作りになっているように思います。

このタイプのWhistle(笛)はヴィクトリアン後期の1880年代に初めて英国のお巡りさん用に作られたもので、防犯用に携帯したら力強い味方となるでしょう。 小さく吹くとそれなりの音ですが、力いっぱい吹くと、鼓膜がビリビリするほどの結構なすごい音になります。  

ヴィクトリア時代にイギリスの警察がクラッパムコモンの野原でこの笛の使用実験をしたら、1マイル(約1.6km)先まで音が届く優れものという結果が出たと聞きました。 

写真のウィッスルは手元に置いて眺めても綺麗な品で楽しめますが、実用されると、なかなかにパワフルな笛でありますので、実際にお使いいただけたら、なおのことよろしいでしょう。 

ハドソン商会の笛がヴィクトリア時代に開発された当時のエピソードを聞きましたので、ご紹介させていただきましょう。 イギリスの警察がお巡りさん用のウィッスルを新規に買い入れようということになって、業者に新製品開発を公募することになりました。 いくつかの業者が企画に参加して、この笛を考案したハドソン商会も試作品を警察に届けて、テストが行なわれたのです。 ところがその後、いつまで待っても、採用されたのかされなかったのか、結果の通知が届きません。 

さらに時間が経って、驚いたことには、試作品だったはずのこの笛を、街でお巡りさんが使い始めているのがハドソン氏の目に留まったのです。 びっくりしたハドソン氏はどうしたことかと、警察に事情を尋ねに出かけました。 そこでの回答はあらまし以下のようであったのでした。

「いやあ、ハドソンさん、よく警察に尋ねて来ていただきました。 実は貴方にお作りいただいたウィッスルは、テストの結果とても性能が良いということで、警官携帯用の笛として採用となりました。 ところが貴方から提出いただいた関係書類いっさいを失くしてしまいまして、この試作品を作った業者が誰だったのか、分からなくなってしまったのです。 ただ、警察としては、このウィッスルは素晴しい出来なので是非とも使っていきたい。 そんなわけで、貴方には申し訳なかったのですが、他の出入り業者に頼んで、試作品をまねて作らせた次第だったのです。」

本当の発明者がハドソン氏と分かって、仕事はハドソン商会に引き継がれることになって、めでたし めでたしのエンディングとなったそうです。 パテントなど権利の扱いがあまりにもずさんで、今日では考えられないようなお話ですが、資本主義の本家ともいうべきイギリスでも、ヴィクトリア時代にはこんなことがまかり通っていたのでした。

でもイギリスという国では、こういうイージーというか、おおらかというか、いいかげんなことによく出会うのも確かなことで、根っこの部分は今も昔もあまり変わっていないようにも思うのです。 英国アンティーク情報欄にあります「27. ホールマーク漏れと英国人気質」解説記事もご参考まで。

ヴィクトリア時代のお巡りさんについて、情報を得ました。 『What the Victorians Did for Us(Adam Hart-Davis著)』という本によると、ハドソン商会のウィッスルが採用される以前のお巡りさんは、笛の代わりにRattle(ガラガラ)を持ち歩いていたそうです。 

緊急事態が発生したときにはガラガラを振り鳴らして、周囲を警戒中の仲間に知らせたのです。 ところが、やはりガラガラでは、遠くまで音を届かせるという点で性能がいま一つでした。 

そこで、ハドソン商会の笛となったわけです。 ちなみにヴィクトリアン終わり頃における緊急時の支援要請サインは、この笛を三回短く吹き鳴らすことであったそうです。

ハドソン商会 ウィッスル

お手入れ前の渋い色合いもグッドです。



No. 20111 スターリングシルバー GOOD LUCK ホースシュー ペンダントヘッド SOLD
写真で見てホースシューの横の長さ 2.4cm、縦 2.3cm、最大厚み 3mm、1931年 バーミンガム、一万五千円 SOLD
スターリングシルバー GOOD LUCK ホースシュー ペンダントヘッド


No. 20110 スターリングシルバー グッドラック ホースシュー ペンダントヘッド with ブリティッシュ シルバーホールマーク
写真で見てホースシューの横の長さ 2.4cm、縦 2.3cm、最大厚み 3mm、1932年 バーミンガム、 SOLD
スターリングシルバー グッドラック ホースシュー ペンダントヘッド with ブリティッシュ シルバーホールマーク


No. 20069 ヴィクトリアン スターリングシルバー シリング銀貨 with エナメルワーク ペンダントヘッド
直径 2.35cm、厚さ 1mm強、重さ 6g、銀貨の鋳造年 1890年、一万五千円

この品はラッキーシリングものの一つとなります。 ヴィクトリア時代のシリング銀貨にエナメル細工を施して、縁起物アクセサリーとして作られたものでしょう。 銀貨の周りのフレームには「SILVER」の刻印があって、全体が純銀製のアンティーク シルバー ジュエリーです。

シリングという貨幣単位はイギリスの旧通貨制度に由来していて、今ではもう使われていないので、ノスタルジックな響きにも惹かれます。

写真二番目に見えるように、表に描かれているのはヴィクトリア女王の横顔です。 

クイーン ヴィクトリアが若干18歳の若さで英国王位を継承したのは1837年のことで、この年から六十余年に及ぶヴィクトリア時代が始まりました。 ヴィクトリア女王は在位期間が長かったことと、その時代は英国の国力が格段に伸張した時期と重なっていた為に、イギリス史の中でも特にポピュラーな国王となりました。

裏面にはヴィクトリア女王時代に好まれたシールドリバースのデザインに採用されています。 描かれているのは、右上にライオンの立ち姿でライオンランパント、左下にはハープクラウンド、そして三頭のライオンは『ライオンハート(獅子心王)』の愛称で知られる12世紀の英国王リチャード一世時代からのエンブレムです。 

エナメルワークとは日本語で言うと「七宝焼き」のことで、金属にガラス質の釉薬を焼き付ける装飾技法です。 元々は古代エジプトに起源を持ちますが、奈良時代には日本にも伝来しました。 その後、七宝焼きは日本で技術的な発展を遂げ、ヴィクトリア時代の英国では、逆に日本の技術が大いに研究もされました。 

『裸の王様』、『みにくいアヒルの子』、『人魚姫』などで有名なアンデルセンの作品の中に、19世紀半ばに書かれた『シリング銀貨』というおとぎ話があります。 外国旅行に出かけた英国紳士の財布にあった一枚のシリング銀貨が、異国の地で財布からこぼれてしまい、いろいろな人たちを巡りめぐって、最後には元々の持ち主であった英国紳士のもとに戻ってくるというストーリーです。 

物語の中で、シリング銀貨に穴をあけて糸を通し「Lucky Shilling」として身に着けるという話が出てきます。 シリングは大き過ぎず、小さ過ぎず、ペンダントヘッドにちょうど良いサイズであることと、シルバーという素材は幸福に通じることから、遠いヴィクトリアンの時代よりラッキーシリングとして好まれてきた背景があるようです。 

写真のようなアンティークが作られた背景が分かって興味深いので、岩波文庫にありますアンデルセン童話集も合わせて読んでみてください。

ポワロ シリーズの『Murder in The Mews』を見ていたら、ジャップ警部と事件を目撃した男の子のあいだで、こんな会話がありました。

ジャップ警部:「Here you are, my boy, here's sixpence for you.」
男の子:「Very kind, sir, but you couldn't make it a shilling, could you?」
ジャップ警部:「Go on. Clear off.」

昔のイギリスでは貨幣体系がややこしくて、分かりにくいのですが、ちょっと知識があればフムフムとすっきり楽しめます。

シリング銀貨は12ペンスにあたりました。 つまりは、ジャップ警部が目撃証言をしてくれた男の子に、ご褒美として六ペンス銀貨をあげたら、男の子が、ありがとうとお礼を述べながらも、できれば倍額のシリング銀貨をもらえまいか?と言って、ジャップ警部に調子に乗るなと追い払われている場面です。
ヴィクトリアン スターリングシルバー シリング銀貨 with エナメルワーク ペンダントヘッド(英国 アンティーク シルバー 英吉利物屋)ヴィクトリアン スターリングシルバー シリング銀貨 with エナメルワーク ペンダントヘッド(英国 アンティーク シルバー 英吉利物屋)


No. 20114 グッドラック 六ペンス銀貨 &スターリングシルバー フレーム コンパス ペンダントヘッド
直径 1.9cm、留め具の銀円環を含む縦長 2.2cm、厚さ 8mm、英吉利物屋 オリジナル、六ペンス銀貨は1921年鋳造、本体を取り巻くフレームと留め具円環は銀製(ともにスターリングシルバー)、コンパス本体は現行品、一万七千円

コンパスの側面をひとまわり取り巻いているのはスターリングシルバーのフレームです。 上部の留め具円環もスターリングシルバーです。 フレーム内に納められているコンパス本体は現行品なので、北の方角をよく指し示してくれ、性能は抜群です。 裏面には写真二番目と四番目に見えるように、グッドラック 六ペンス 銀貨があります。

コイン下部には「SIX PENCE」の表記が見えています。 「19 21」の数字が見えており、今から100年ほど前の1921年鋳造であることから、この六ペンスは銀貨です。

昔からイギリスにおいては六ペンスが、Good Luck(=幸運)のお守り、つまりは縁起物として好まれてきた事情がありますが、加えて銀貨であることから、シルバーの持つラッキーモチーフ性も乗っていると考えられます。

お客様から教えていただいた、いいお話がありましたので、ご紹介させていただきます。
『米映画「依頼人(THE CLIENT)」の放送を見たためです。少年がポケットにあった1ドルで女弁護士を雇う話です。それが映画の中で、女性弁護士が「あなたが幸せの道を間違えないように」(こんな感じのセリフでした)と、少年に祖母からもらったというコンパスネックレスをかけてあげるシーンがあったのです。このコンパスネックレス自体は、シルバーの三角形(△)の真ん中に小さいコンパスが付いているだけという地味なデザインだったのですが、昔からそういう意味でコンパスネックレスがあるのかと思ったら、ちょっと気になってしまいました。』

六ペンスという中途半端な金額が一つのコインになっているのは、昔のイギリスの十二進法にもとづく旧通貨制度の遺物であるからです。 千年ほどの長きにわたってイギリスで続いた制度ですが、半世紀ほど前の1971年には、ついに廃止となって、現代人には普通になじみのある十進法の制度になりましたので、これから将来にわたって、六ペンスが再び登場することは、もはやないでしょう。 そんなノスタルジックな背景にも英国風が感じられると思います。

マザーグースのナーサリーライムに、花嫁が身につけると幸せになれるといわれるサムシング・フォーに続いて、以下のように一節があり、六ペンスが好まれる背景になっています。

Something old, something new,
something borrowed, something blue,
and a sixpence in her shoe.

デイビット・スーシェ主演の名探偵ポワロシリーズの一つ、『The Theft of the Royal Ruby (=原作名:The Adventure of the Christmas Pudding)』に、六ペンスにまつわるクリスマスディナーの場面がありました。 

クリスマス プディングに指輪など小物をいくつか入れておいて、取り分けたときに何が入っているか、おみくじのようにして楽しむ趣向があるのです。 ディナーテーブルを囲む人たちから、六ペンスを引き当てた人に、ひときわ大きな歓声があがります。 六ペンスというのは、日本のおみくじで言ったら大吉に相当することが見て取れて、興味深く思いました。

六ペンスによい意味合いが付与されてきた背景には、イギリスにおける長い歴史的な事情があるわけですが、そうした歴史の中に「イングランド銀行を救った六ペンス」の話もありますので、ついでにご紹介しておきましょう。

『Manias, Panics and Crashes (Kindleberger 著)』という本によれば、南海泡沫事件さなかの1720年9月にイングランド銀行で取り付け騒ぎが起こり、大勢の預金者がお金を引き出そうと、イングランド銀行に殺到しました。 資金ショート寸前であったイングランド銀行が危うく倒産を逃れたのは、六ペンスのおかげであったというのです。

預金を下ろしに大勢の人たちが押しかけて長蛇の行列となった事態に対して、イングランド銀行が採った作戦は、さくらを行列の前の方に並ばせるということでありました。そしてさくらの人たちに対して、預金を小銭の六ペンスでもって払い戻すということをしたのです。 

大金を六ペンスで払うものですから、一人の払い戻しにも長い時間がかかりました。 さらには、支払った大量の六ペンスは、裏口からイングランド銀行に還流させて、また使うということを繰り返したのです。

こうして、どうにかこうにか資金ショートを免れて、やりくりしているうちに、セント・ミカエルの祭日がやってきて、人々のパニック心理もようやく落ち着きを取り戻すようになりました。 祭日明けには取り付け騒ぎも収まって、イングランド銀行は正常な業務に戻ることが出来たそうです。

イギリスという国の大本をなすイングランド銀行でさえも、その昔には六ペンスによって救われたという歴史的な事実も、六ペンスのポジティブイメージに一役買っているということは、少なくとも言えそうです。

最後にイギリスの昔のお金についてですが、1ポンド=20シリング=240ペンスなので、「6ペンス」=「半シリング」になります。 ポンド、シリング、ペンスと三つの単位を持っていた英国の旧通貨単位はなんだかとても複雑で、十二進法が混じっているので計算するのも億劫です。


昔、サマセット・モームの『月と六ペンス』の題名を初めて見た時に、なぜ六ペンスなのかと思ったものですが、十二進法の通貨単位では、ちょうどきりがよい数字でもあるのです。
1971年になってようやく旧通貨制度が廃止され、1ポンド=100ペンスのすっきりした十進法の制度に代わって現代に至っています。 

この十二進法時代の名残が、今日の英国人の暮らしにまだ残っていることに、気が付きました。 娘が通ったイギリスの小学校では、掛け算の九九のことを「Times Table」と呼んで、低学年の子供たちは日本と同じように暗唱するまで練習します。 ところが日本と違うのは「一の段」から始まる九九が「九の段」で終わらないのです。 イギリスの九九は12*12まで覚えます。 日本の九九は81通りですが、英国の九九は12*12=144通りです。 今日の十進法の暮らしなら「十一の段」や「十二の段」は不要なはずですが、ずいぶん昔の名残が未だに残っていて、先生たちも「十二の段」まで教えないと落ち着かないのでしょう。

このややこしい12進法の呪縛をイギリス人にかけたのは、一千年近く前にイングランドを征服してノルマン王朝を開いた、元々はフランス貴族のノルマンディー公ウィリアム(=ウィリアム一世)だったことが知られています。 彼がやってくる前のサクソン時代のイングランドでは、「1シリング」=「5ペンス」だったものを、この新しい征服者が「1シリング」=「12ペンス」にせよと定めたのでした。 そしてその後、お金の単位については1971年までウィリアム一世の定めが守られてきたわけで、そしてまた、今でも21世紀の子供たちが「十二の段の九九」を習っているわけなのです。




No. 20108 ファージング コイン ヴィクトリアン スウィーバル くるくる フォブ ペンダントヘッド SOLD
支柱を含む最大横幅 2.75cm、縦の長さ(留め具含む) 3.65cm、ファージング直径 2.2cm、厚み 5mm、ファージング鋳造年1901年、重さ 12g、二万三千円 SOLD

指で弾くとファージングの本体部分がクルクル回るので、何はなくとも、まわしてみたりと、こういう仕掛けものアクセサリーは楽しめます。

フレームはピンチバック素材で、銅貨のファージングコインはゴールドギルトされています。

ヴィクトリアンのクルクル フォブで、いい感じに時を経たアンティークと思います。古い品ながら、クルクルと気持ちよく回転するのは好印象です。ファージングの表面はもともとはゴールドギルトされていたものが、所々の色落ちとなって、なんとも言えないアンティークな味わいが伝わってきます。

ピンチバックと呼ばれるアンティークな素材は、銅と亜鉛の合金で、ゴールドの色あいをもたらすジュエリー素材として、ヴィクトリアンの英国で好まれてしばしば使われました。 元々は1720年ごろにロンドンの時計メーカーであったクリストファー・ピンチバックという人が発明したことから、ピンチバックの名で呼ばれるようになったのでした。

写真三番目に見えるように、円盤部分はかなりの厚みになっており、短円筒の上下に二枚のファージングをはめ込んだ作りになっています。

イギリスにおけるファージングは半世紀以上前にその役割を終えて、今では使われていない通貨です。 「Farthing」という言葉の響きにノスタルジーを感じますし、昔の通貨制度を考えてみるよい材料ともなって興味を惹かれます。

「Farthing」は四分の一ペンスに相当し、13世紀に初めて作られ、それから700年以上にわたって英国で使われてきた歴史がありますが、1960年を最後に役割を終えて、今ではもうありません。

ファージングが使われていた時代は、イギリスで通貨制度改革が行われた1971年より前の時代になります。 当時は1ポンドが240ペンス、ファージングは四分の一ペンスですから、1ポンド=960ファージングでありました。 日本で言ったら、江戸時代の1両=4000文にも匹敵しそうな小さなオーダーであったわけです。 1960年に役割を終えていますから、今日では存在しないのが当たり前ですが、素材となっている銅の価格が今では高騰している為に、ファージングの製造原価という側面から見ても、今ではとてもじゃないけど存在し得ないコインとなっていることも興味深く思います。

もう少し詳しく計算してみましょう。 ファージングは2.8グラム、その95.5%が銅というコインでした。 ニューヨーク・マーカンタイル取引所における足許の銅価格は453gあたり3.25ドルでした。 英貨で1ポンドにあたる960枚のファージングを作る為には重さにして2.567kg、銅価格にして18.4 ドル。 ポンドドル相場 1.40$/£でポンドになおすと、13.1ポンドになります。 

1ポンド分のファージングを鋳造するのに、素材の銅価格だけで13.1倍のコストがかかるとしたら、そんなコインはとてもじゃないけど存在し得ないでしょう。 銅価格の変遷という事情が背景にあって、写真のファージング コイン ペンダントヘッドには、今となってはアンティークでしか手に入らない希少性が備わっているとも思うのです。

ファージング コイン ヴィクトリアン スウィーバル くるくる フォブ ペンダントヘッド(英国 アンティーク シルバー 英吉利物屋)ファージング コイン ヴィクトリアン スウィーバル くるくる フォブ ペンダントヘッドファージング コイン ヴィクトリアン スウィーバル くるくる フォブ ペンダントヘッド






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