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アンティーク ポストカード

アンティーク ポストカードは昔の服装や暮らしぶりが分かって楽しいですし、やはり絵や写真など見るアンティークの華やかさはよいものです。 少しずつコレクションをご紹介していけたらと思います。



No. 18196 Columbine 花言葉 Resolved to win アンティーク ポストカード with ハーフペニー切手
横の長さ 8.8cm、縦の長さ 13.8cm、
Columbine 花言葉 Resolved to win アンティーク ポストカード with ハーフペニー切手


No. 18197 Geranium 花言葉 Preference アンティーク ポストカード(未使用)
横の長さ 8.9cm、縦の長さ 14.3cm、ヴィクトリアン終り頃からエドワーディアン頃の英国製、
Geranium 花言葉 Preference アンティーク ポストカード(未使用)


No. 19365 Clovelly High Street アンティーク ポストカード with King GeorgeX One Penny Red 切手
横の長さ 8.7cm、縦の長さ 13.9cm、1930年、
今から九十年ほど前のクロベリー村ハイストリートの様子が分かるアンティーク ポストカードです。 九十年前と今日の様子を比較できる、とても興味深い資料で、こんなところにもアンティーク ポストカードの楽しみ方があると思います。

今日のクロベリー村については、英国アンティーク情報欄にあります「26.英国で一番アンティークな村、クロベリー」の解説記事を合わせてご覧ください。

これがクロベリーのメインストリートなわけですが、今日の街並みと比べて、ほとんど変わりないことが分かると思います。

1930年1月17日の消印で、クロベリー郵便局からロンドンに送られています。 クロベリー村にはポストオフィスを兼ねた村でたった一軒の雑貨屋さんがありましたが、そこで投函されたのかなと思いました。

裏面をご覧いただくと、King GeorgeX One Penny Red 切手が貼ってあるのが分かります。
クロベリー アンティーク ポストカード(英国 アンティーク シルバー 英吉利物屋)クロベリー アンティーク ポストカード(英国 アンティーク シルバー 英吉利物屋)


No. 18972 Fond Birthday Greetings アンティーク ポストカード with King GeorgeX One Penny Red 切手
横の長さ 9.0cm、縦の長さ 14.1cm、1914または1924年の英国製、
セーラー服pの可愛らしい女の子たちのアンティーク ポストカードです。 裏面をご覧いただくと、King GeorgeX One Penny Red 切手が使われているのもポイントです。

このアンティーク ポストカードを手にして眺めていると、なんともノスタルジックな雰囲気が伝わってくるのですが、その理由は「Hand Tinted」という手法にあります。 ハ真のポストカードはもともとは白黒ハ真で、それに後から色合いを添えているのです。 

当桙ヘカラーハ真が広く普及する以前のことでありました。 今ではまず見られない「Hand Tinted」という手法によって、アンティークな味わいが増しているように思います。

ジョージ五世の治世は1910年から1936年までになりますが、このポストカードに貼ってあるタイプの King GeorgeX One Penny Red 切手は1912年から26年まで使われていました。
消印はBECCLES 4:30PM 12 MR と読めますが、その後が14なのか24なのか判断が難しいところです。

Becclesはサフォーク州にある中世の時代から続くマーケットタウンです。以下にあります Becclesのサイトもご参考まで。
http://www.beccles.info/index.htm

なお、サフォークについては 「24. アンティークな英国パブ その1」でもご紹介しています。



No. 18971 イギリス郵便局 OZ(=オンス)単位 スプリング バランス スケール
両端のフックを含む長さ 18.5cm、重さ 124g、本体部分の長さ 11.8cm、横幅 3.0cm、厚み 1.6cm、1930年代頃、英国 SALTERミ製、

イギリスの郵便局のことをロイヤルメールと呼びますが、この品は1930年代頃にロイヤルメールで使われていたスプリング バランス スケールです。 上部にメーカーの名前と共に、「LETTER BALANCE」の表ヲがあって、単位は「OZ(=オンス)」であることが分かります。  

21世紀の今日では、どこのポストオフィスに行っても、このような吊り下げタイプの秤を使っているところは見たことがありません。 ノスタルジックなアンティークの味わいが伝わってまいります。

イギリスにおける郵便の歴史は、ミ会史的にもとても興味深いもので、ハ真のロイヤルメール御用達 アンティーク スケールを眺めておりますと、いろいろと思うことがあります。

昔のポストオフィスは朝早くから夜遅くまでやっていました。 そういえばシャーロック・ホームズの探偵小説の中でも、夜遅くに電報を打つ場面があったような。 そんなわけで、ハ真の「OZ(=オンス)」秤もずいぶん働いたろうと考えられます。 

デイビット・スーシェ蜑奄フポワロシリーズにある『The ABC Murders』を見ていましたら、ポワロとヘイスティングスが夕食中に、その日最終の郵便配達が来る場面がありました。 このデイビット・スーシェのポワロシリーズは、1930年代の英国が舞台に設定されており、ディテールにこだわって見ていくと、いろいろとアンティークを楽しむ上での発見があります。 

この郵便の配達はかなり夜遅くに来ていることは興味深く見ました。 原作で確認してみましたら、「It was on Friday that ABC's third letter came.  Evening post arrived about ten o'clock. 」とありました。 当桙ヘ一日のうちに何度も郵便配達があって、最終便は夜の十桙ノ配達があったなんて、ちょっと驚きです。

『The Victorian House(Judith Flanders著)』という本によると、ヴィクトリア梠繧フイギリスにおいては、ものすごい数のポストカードが行き来していたようです。 当桙フイギリス都s部では、郵便配達が一日に五、六回に及んでいました。 職場で働く旦那さんが、ランチタイムの頃に、奥様宛に「今日の帰宅は午後六桙フ予定です。Love」とか書いてポストカードを送れば、夕方までに届くという状況だったのです。

電話が広く普及する前のことで、多くの人たちにとって、ちょっとした用魔伝える手段として、郵便システムがこれほどに発達していたのです。 ヴィクトリア梠繧ナもまだ前期にあたる1851年の新聞『The Times』に掲載された投書の例がありました。 それによると、ロンドンで午後一時半に投函された手紙が、その日の午後四桙ノなっても、3キロ離れた宛先に届かなかったという苦情だったのです。 逆に言うと、当桙フロンドンではそれが当たり前だったわけで、百五十年前のイギリス郵便、恐るべしだったのです。

知り合いのイギリス人のご家庭で、アンティークのスプリングバランス スケールが飾りとして掛けられているのを見て、なかなかいいなと思い、気に入ったバランス スケールを集めるようになりました。 ブラスという素材はパブのカウンターとか、マナーハウスのドアノブなど英国の昔ものには欠かせない素材で、磨き上げられたブラスの光沢は翌ソ着きと品があって、英国風を感じさせます。 

重さの単位はグラムが当たり前の日本人から見ると、イギリスの重さの単位はむちゃくちゃで、重さを量る物ごとに単位が違うような傾向があります。 食品の重さはポンド表ヲが普通で、人の体重はストーンという単位で会話が進んでいきます。 体重がSeven and half Stoneだなんて言われても、さっぱりピンとこないのですが、これは約47kgなのです。 

そういえば以前にはNEWTON単位のイギリス製バランススケールをご紹介したこともありました。 そして今回の郵便物については単位がオンスということで、いろいろな物ごとに重さの単位が違うという思考回路はいったいどういうものなのか、不v議なところです。 ちなみに1オンスは28.35グラムになります。

SALTERミは1760年にウェスト ブロムウィッチで創業した秤メーカーですが、今日の英国でも依然としてリーディングカンパニーであり続ける240年の歴史を誇るメーカーです。 イギリスにはずいぶんと長い歴史を持つアンティークな会社が結構あって、例えば歴史の勉強で習った東インド会社などは創業1600年、歴史上の存在であるだけでなく、今でも英国で営業している400年の歴史を持つアンティークな会社です。 英国アンティーク情報欄の「20.アフターヌーンティー」の解説記魔烽イ参考まで。

ブラスのお手入れについては、ブラス専用の磨き液がありますので、ご紹介しておきましょう。 рヘReckitt & ColmanミのBrassoという磨き液を使っています。 スペイン製ですが、なぜか缶の表には英国王室御用達のQE2マークがあります。 イギリス人はブラス好きで、昔から英国風には欠かせない素材であったことが関係あるのかも知れません。 

イギリス郵便局 OZ(=オンス)単位 スプリング バランス スケール


No. 18970 オリエント ライン トランプ
縦 6.7cm、横 4.5cm、ジョーカー含む53枚を重ねた厚み 1.8cm、1930年代 イギリス製、

オリエントラインは、正式にはオリエント スティーム ナビゲーション カンパニーという名前の汽船会社で、18世紀の終わり頃からイギリスの汽船会社でありました。

オリエント ライン トランプ


No.18968 I'll be a sister to you. ポストカード with King GeorgeX Half Penny Green(Hair dark)切手
横の長さ 14.0cm、縦の長さ 9.1cm、1913年、

今から百年ほど前のポストカードで、ちょこんと立ち上がった子犬が可愛らしくて気に入りました。 絵葉書の下に書いてある 『I'll be a sister to you. 』というのは、q犬のせりふでしょう。 この場面でのSisterは、仲の良い女友達といった意味合いです。

ハ真二番目にあるように裏面をご覧いただくと、ジョージ五世のHalf Penny Green(Hair dark) スタンプが貼ってあります。 この切手は数ベあるKing GeorgeX Half Pennyの中ではレアものになります。

1913年2・1日午後六柩十五分の消印が見えています。 消印はアイルランドのダブリンで、ロンドンSWに送っていますが、当桙フアイルランドは独立前でイギリス領だったので、このポストカードも内国郵便の扱いになっており、料金はHalf Pennyであったわけです。

その頃の出来魔ニして、1912年:タイタニック号氷Rに衝突して沈没とか、1914年:第一次大戦始まる。 あるいは日本では明治時代が終って大正時代になり、夏目漱石の『こころ』が世に出た頃のことであって、ずいぶん昔のことなのです。 アンティークを手にしていると、百年に近い時の経過があらためて身近に感じられるのは楽しいことです。

イギリスは世界で初めて郵便切手を考案した国で、ヴィクトリア梠繧フ1840年に発行された世界最古の切手は、Penny Blackと呼ばれるヴィクトリア女王の横顔が描かれた切手でした。 ちなみに、切手はイギリスの発明品なので、英国の切手には現在でも国名表ヲがありません。 一般には、国際機関の万国郵便連合によって、世界の国々の切手は発行国の名前を表ヲするよう義務付けられています。 ところが、イギリスは元祖スタンプ発明国ということで、国名表ヲをしなくてよいという特権が与えられているのです。

このあたりの経緯について、英国郵便舶ィ館のホームページに説明がありました。

Britain's role in innovating this idea is still recognised today. British stamps are identified only by the head of the reigning monarch, and not by carrying the name of the country. Britain is the only nation accorded this privilege by the Universal Postal Union (the international organisation for the coordination of mail services).

 「only」と太字で強調されているところに、ご本家の誇りが感じられて、興味深く読みました。

The British Postal Museum
http://postalheritage.org.uk/history/stamps

рフ手元にはイギリス切手ガイドブックがあり、全部で二百ページ余の中身にはイギリスで発行された切手が年代順に掲載されています。 その初めのページには、もちろんPenny Blackが掲載されているわけですが、ハ真のKing GeorgeX Half Penny Green(Hair dark)も八ページ目に出てくる切手で、英国スタンプjにおいて、なかなかに古い切手であることが実感されます。 

それから、上記のThe British Postal Museumサイトをご覧いただくと、左から二番目に見える写真が、このポストカードに貼ってある King GeorgeX Half Penny Green(Hair dark)と同じものです。



No. 18515 アンティーク ポストカード (未使用)
横の長さ 8.3cm、縦の長さ 13.4cm、

アンティーク ポストカード (未使用)


No. 18516 アンティーク ポストカード Duchess of Devonshire(未使用) SOLD
横の長さ 8.8cm、縦の長さ 13.9cm、一千五百円 SOLD
『Duchess of Devonshire』はデボンシャー 公爵夫人ということで、下部には『89 Ducal series』とあるので、公爵シリーズとして一連のポートレート絵葉書が作られていたことが分かります。 裏面を見ると写真二番目のように、『Printed in Humburg』とありますので、ドイツの港町ハンブルグで印刷されていることも分かります。

ハンブルグには一度行ったことがあって、街の真ん中にある湖で遊覧船に乗ったりした記憶があります。 余談ながら、大きな港湾{設があったので港町と書きました。 今あらためて地図を見てみたら、ハンブルグという街は北海から内陸に100キロほど川を遡ったところに位置しています。 

これまでハンブルグは海のそばと思っていたのですが、海に面した港町というわけではないことを知りました。 飛行機で行って、用魔セけ済まして帰って来る旅行だと、地理感が身に着かないものです。
アンティーク ポストカード Duchess of Devonshire(未使用)


No. 4187 Princes in the Tower、ミレー、ポストカード with King GeorgeX One Penny Red 切手 SOLD
横の長さ 8.7cm、縦の長さ 13.8cm、1921年、SOLD
ヴィクトリア梠繧フ画家でラファエル前派になるミレーは、夏目漱石が『草枕』でも取り上げている『オフィーリア』が代表作になりますが、ハ真のポストカードになっている『Princes in the Tower』もまた名作の一つです。

『オフィーリア』はシェイクスピアの『ハムレット』を題材にしており、こちらの『Princes in the Tower』は同じくシェイクスピアの『リチャードO世』からの作品ということでしょう。 

ポストカードにもいろいろありますが、原画でないとは云えども、やはり元の絵画が素敵なアンティーク ポストカードで、それに昔のスタンプと消印付なら、コレクターアイテムとなる要件を満たしていると言えましょう。

裏面をご覧いただくと、King GeorgeX One Penny Red 切手が使われているのもポイントです。 消印からは1921年3・1日の日付が読み取れます。 裏面の左の方には、「PRINTED IN ENGLAND」とあります。 また絵の題名である「Princes in the Tower」と作者の「Sir J. E. Milais」の名前も見えています。

『オフィーリア』も『Princes in the Tower』も、その背景には悲しい話がありますが、二つの絵を較べると、『Princes in the Tower』の方に私はより惹かれます。

余談ながら、漱石の『草枕』においては、全編を通じて『オフィーリア』が重要な役割を果たしていました。 ちょっと思い返してみたくなったので、読み直して該当箇所を抜き出してみました。 

「しばらくあの顔か、この顔か、と思案しているうちに、ミレーのかいた、オフェリヤの面影が忽然と出てきて、高島田の下へすぽりとはまった。」(草枕の第二章)

「余が平生から苦にしていた、ミレーのオフェリヤも、こう観察すると大分美しくなる。何であんな不愉快な所を択んだものかと今まで不審に思っていたが、あれはやはり画になるのだ。」(第七章)

「рェ身を投げて浮いているところを、苦しんで浮いてるところじゃないんです、やすやすと往生して浮いているところを、奇麗な画にかいて下さい。」(第九章)

那美さんw┼然として、行く汽ヤを見送る。そv皎然のうちには不v議にも今までかつて見た事のない「憐れ」が一面に浮いている。
「それだ!それだ!それが出れば画になりますよ」 と余は那美さんの肩を叩きながら小声にいった。余が胸中の画面はこの咄嗟の際に成就したのである(第十O章 =終章)

それから最後に、「36. イギリスの学習Q考書から眺めた英国における古典教育(シェイクスピア 英語原典の読み方)」もご参考まで。

(追記)
うっかりしていて、漱石と『Princes in the Tower』のもっとダイレクトな関係に言及していませんでした。 『草枕』で『オフィーリア』を使った漱石は、同じくミレーの作品である『Princes in the Tower』も当然に見知っていたと思います。 漱石の作品でロンドン留学梠繧フ見聞をベースにした『倫敦塔』には以下のような行があります。 

「一人は十Ol、一人は十歳くらいと思われる。象牙を揉んで柔かにしたるごとく美しい手である。二人とも烏の翼を欺くほどの黒き上衣を着ているが色が極めて白いので一段と目立つ。髪の色、眼の色、さては眉根鼻付から衣装の末に至るまで両人共ほとんど同じように見えるのは兄弟だからであろう。」 『倫敦塔』 (明治37年=1904年)

漱石の記述にはドラロッシの絵画を参考にしたとあります。 確かにジェーン・グレイについては、ドラロッシの作はショッキングで胸が詰まります。 しかし、二人の王子については、ミレーが上と私は思うのです。 この絵からから伝わってくる、なんとも言えぬ緊張感が、見る人をして、その背景を知りたくさせるのではないでしょうか。

なお、『倫敦塔』を含めて漱石の作品は以下で読めます。

http://www.aozora.gr.jp/cards/000148/files/1076_14974.html

夏目漱石の『倫敦塔』にガイフォークスの話も出てきます。 漱石の二年にわたるイギリス留学は1900年十件Iり頃のロンドン到着で始まっておりますので、到着して間もない異国で、ガイフォークスの花火の音を耳にしたのだろう思います。

さらに、『漱石日記』を読みますと、漱石が倫敦塔へ行ったのは、まさにガイフォークスの頃だったことが分かります。 そんなわけで、『倫敦塔』を読んでおりますと、рヘ花火の音が聞こえてくるような気がするのです。

12. ボンファイヤー ナイト、 ガイフォークス デイ」もご参考まで。



No. 18499 A Merry Christmas ! エドワーディアン ポストカード with King Edward Z blue-green Half Penny 切手
横の長さ 9.0cm、縦の長さ 13.9cm、1905年 英国製、

gわれている切手は King Edward Z blue-green Half Pennyで、消印は1905年12・3日です。
A Merry Christmas ! エドワーディアン ポストカード with King Edward Z blue-green Half Penny 切手


No. 18497 A Loving Wish to Father アンティーク ポストカード
横の長さ 14.2cm、縦の長さ 9.1cm、1920年代の英国製、
しっかりした紙ソのアンティーク ポストカードで、・ヘのレリーフ飾りには、アイビーの葉っぱが四隅に配されています。 このポストカードは、The Regent Publishing Co Ltdの作になり、消印も 1924年8・9日としっかり読み取れます。 

このアンティーク ポストカードを手にして眺めていると、なんともノスタルジックな雰囲気が伝わってくるのですが、その理由は「Hand Tinted (あるいはPainted)」という手法にあります。 ハ真のポストカードはもともとは白黒ハ真で、それに後から色合いを添えているのです。 

当桙ヘカラーハ真が広く普及する以前のことでありました。 今ではまず見られない「Hand Tinted」という手法によって、アンティークな味わいが増しているように思います。

gわれている切手は King GeorgeX One Penny Red 切手です。 ちなみに、ジョージ五世は切手コレクターとしても有名です。 切手収集が「帝王の趣味」といわれるのはジョージ五世に由来します。

ハ真二番目をご覧いただくと、切手に描かれているのが英国王ジョージ五世のポートレートです。 ジョージ五世は1910年から1936年までの英国王で、その王妃がドールハウスでも有名なQueen Maryになります。 メアリー王妃はアンティークや刺繍が趣味の奥方でした。 
A Loving Wish to Father アンティーク ポストカード


No. 18496 British Beauty アンティーク ポストカード (未使用)
横の長さ 8.8cm、縦の長さ 13.9cm、1920年代から30年代の英国製、
しっかりした紙ソのアンティーク ポストカードで、・ヘのレリーフ飾りはバラの花とアイビーの葉っぱで、かなり立体感があります。 

白黒ハ真のようにも見えるのですが、帽qの辺りはうっすら水色が入っています。 裏面を見ると、「This is a Hand-Painted Real Photograph of a British Beauty.」との表ヲがあります。

このアンティーク ポストカードを手にして眺めていると、なんともノスタルジックな雰囲気が伝わってくるのですが、その理由は「Hand Tinted (あるいはPainted)」という手法にあります。 ハ真のポストカードはもともとは白黒ハ真で、それに後から色合いを添えているのです。 

当桙ヘカラーハ真が広く普及する以前のことでありました。 今ではまず見られない「Hand Tinted」という手法によって、アンティークな味わいが増しているように思います。
British Beauty アンティーク ポストカード (未使用)


No. 18495 I want to see the dear old home again (1) アンティーク ポストカード(未使用)
横の長さ 8.8cm、縦の長さ 13.9cm、Bamforth & Co Ltd作、Printed in England、1910年代の英国製、

未使用品で切手や消印から製作年を推定することは出来ませんが、1914年から1919年までの第一次大戦中に作られたポストカードで間違いないでしょう。 

O枚セットの連作ものになります。 連作 No.2 の説明も ご参考ください。

Bamforth & Co Ltdという英国のカードメーカーが製作したシリーズ物の一枚ですが、テーマは「戦争中だけれども、早く帰りたいなあ。」というもので、当桙フ世相やイギリスという国のあり方を示すアンティークな資料と思います。

当桙フ時代状況を踏まえて、それでもこのカードが発行できる国の底力が見えて興味深きものでした。

かつての日露戦争や太平洋戦争といった日本の戦争中であったら、厭戦気分を煽るようなこんな品はご法度だったと思います。 根性や精神論で戦争は勝てるものではなくて、何をしても勝つ国は勝つということを示しているようでもあります。

つい先日の新聞に、第一次世界大戦をイギリス軍として戦った最後の人が亡くなったという記魔ェありました。 110歳だったそうです。 年撃ェ経って歴史の生き証人が消えていくということは寂しいことであります。 そういうなかで昔の品物は残っているということが、無常といいましょうか、不v議な感慨があります。

I want to see the dear old home again (1) アンティーク ポストカード(未使用)


No. 18494 I want to see the dear old home again (3) アンティーク ポストカード(未使用)
横の長さ 8.8cm、縦の長さ 13.9cm、Bamforth & Co Ltd作、Printed in England、1910年代の英国製、

未使用品で切手や消印から製作年を推定することは出来ませんが、1914年から1919年までの第一次大戦中に作られたポストカードで間違いないでしょう。 

O枚セットの連作もの No.3 になります。 連作 No.2 の説明も ご参考ください。

Bamforth & Co Ltdという英国のカードメーカーが製作したシリーズ物の一枚ですが、テーマは「戦争中だけれども、早く帰りたいなあ。」というもので、当桙フ世相やイギリスという国のあり方を示すアンティークな資料と思います。

当桙フ時代状況を踏まえて、それでもこのカードが発行できる国の底力が見えて興味深きものでした。

かつての日露戦争や太平洋戦争といった日本の戦争中であったら、厭戦気分を煽るようなこんな品はご法度だったと思います。 根性や精神論で戦争は勝てるものではなくて、何をしても勝つ国は勝つということを示しているようでもあります。

I want to see the dear old home again (3) アンティーク ポストカード(未使用)





No. 18488 I'll pray for you (1) アンティーク ポストカード(未使用)
横の長さ 8.35cm、縦の長さ 13.9cm、Bamforth & Co Ltd作、Printed in England、1910年代の英国製、
『I'll pray for you (1) 』は、第一次大戦で戦地に赴いた大切な人の無事を祈ったポエムと絵のポストカードです。 連作三枚ものアンティーク ポストカードの一枚になっています。

未使用品で切手や消印から製作年を推定することは出来ませんが、1914年から1919年までの第一次大戦中に作られたポストカードで間違いないでしょう。 

Bamforth & Co Ltdという英国のカードメーカーが製作したシリーズ物の一枚ですが、当桙フ世相やイギリスという国のあり方を示すアンティークな資料として、興味深く思いました。
I'll pray for you (1) アンティーク ポストカード(未使用)


No. 18489 I'll pray for you (2) アンティーク ポストカード(未使用)
横の長さ 8.35cm、縦の長さ 13.9cm、Bamforth & Co Ltd作、Printed in England、1910年代の英国製、
『I'll pray for you (2) 』は、第一次大戦で戦地に赴いた大切な人の無事を祈ったポエムと絵のポストカードです。 連作三枚ものアンティーク ポストカードの一枚になっています。

未使用品で切手や消印から製作年を推定することは出来ませんが、1914年から1919年までの第一次大戦中に作られたポストカードで間違いないでしょう。 

Bamforth & Co Ltdという英国のカードメーカーが製作したシリーズ物の一枚ですが、当桙フ世相やイギリスという国のあり方を示すアンティークな資料として、興味深く思いました。
I'll pray for you (2) アンティーク ポストカード(未使用)


No. 18490 I'll pray for you (3) アンティーク ポストカード(未使用)
横の長さ 8.5cm、縦の長さ 13.7cm、Bamforth & Co Ltd作、Printed in England、1910年代の英国製、
『I'll pray for you (3) 』は、第一次大戦で戦地に赴いた大切な人の無事を祈ったポエムと絵のポストカードです。 連作三枚ものアンティーク ポストカードの一枚になっており、 (1)と (2)も手元にありますので、順にサイトアップいたします。

未使用品で切手や消印から製作年を推定することは出来ませんが、1914年から1919年までの第一次大戦中に作られたポストカードで間違いないでしょう。 

Bamforth & Co Ltdという英国のカードメーカーが製作したシリーズ物の一枚ですが、当桙フ世相やイギリスという国のあり方を示すアンティークな資料として、興味深く思いました。
I'll pray for you (3) アンティーク ポストカード(未使用)


No. 18212 エドワーディアン ポストカード パリからロンドン宛
縦の長さ 14.1cm、横の長さ 8.8cm、1902年 パリからロンドン宛、

ポストカード専用ホルダーに入れてお送りします。

エドワーディアン ポストカード パリからロンドン宛


No. 18210 エドワーディアン ポストカード フランスからイギリス宛
縦の長さ 8.8cm、横の長さ 13.7cm、1903年 フランスからイギリス宛、

今から百年以上前のエドワーディアン ポストカードです。 あて先はロンドンらしく、かなりの達筆で書かれています。

消印は1903年1・5日17・5分。 フランスの切手が張ってあり、マドモアゼル誰それ宛となっています。  

ポストカード専用ホルダーに入れてお送りします。

エドワーディアン ポストカード フランスからイギリス宛


No. 18211 エドワーディアン ポストカード パリからロンドン宛
縦の長さ 14.1cm、横の長さ 8.8cm、1902年 パリからロンドン宛、

銀板写真のような様qにとても惹かれました。 

ポストカード専用ホルダーに入れてお送りします。

エドワーディアン ポストカード パリからロンドン宛


No.18209 アンティーク ポストカード E.J. Hey & Co., London
横の長さ 8.55cm、縦の長さ 13.6cm、
ハ真二番目のように、裏面左側に『E.J. Hey & Co., London』とあって、カード製作はE.J. Hey & Co., Londonになりますが、Printed in Germanyとありますので、やはりドイツで印刷されています。
アンティーク ポストカード E.J. Hey & Co., London





No. 18148 Hearty Greetings アンティーク ポストカード with King GeorgeX Half Penny Green切手
横の長さ 13.7cm、縦の長さ 8.7cm、1918年 英国製、
ホースシューにバラの花デザインのバースデー グリーティングで、今から九十年前のアンティーク ポストカードになります。 gわれている切手は King GeorgeX Half Penny Green切手で、消印は1918年5・日です。 ちなみに、ジョージ五世は切手コレクターとしても有名です。 切手収集が「帝王の趣味」といわれるのはジョージ五世に由来します。

ハ真二番目をご覧いただくと、切手に描かれているのが英国王ジョージ五世のポートレートです。 ジョージ五世は1910年から1936年までの英国王で、その王妃がドールハウスでも有名なQueen Maryになります。 メアリー王妃はアンティークや刺繍が趣味の奥方でした。 

ホースシューはイギリスではグッドラックの意味があって人々に好まれます。 縁起のよさが好まれ、パブの看板に蹄鉄Oつが描かれて、ハ真O番目のような「Three Horseshoes」なんていう名前のパブもありますので、「ホースシュー=幸運」の図ョはイギリス人の暮らしに深く根ざしていることが分かります。

ついでながら、シャーロック・ホームズの『白銀号膜潤xを読んでいましたら、ホームズの「I think that I shall put this horseshoe into my pocket for luck.(このホースシューは幸運があるように、рェ貰っておきましょう。)」という台詞に出会いました。 この探偵小説は1892年12撃ノ発表されていますので、少なくともヴィクトリアンの頃には、「ホースシュー=グッドラック(幸運)」の連想があったことが分かります。 シャーロック・ホームズ シリーズには、アンティークなヴィクトリアンの暮らし向きが読み取れる場面が豊富なので、注意して読むと面白いようです。



No. 18149 A happy Birthday アンティーク ポストカード with King GeorgeX Half Penny Green切手
横の長さ 13.7cm、縦の長さ 8.7cm、1916年 英国製、
このアンティーク ポストカードを手にして眺めていると、なんともノスタルジックな雰囲気が伝わってくるのですが、その理由は「Hand Tinted」という手法にあります。 ハ真のポストカードはもともとは白黒ハ真で、それに後から色合いを添えているのです。 

当桙ヘカラーハ真が広く普及する以前のことでありました。 今ではまず見られない「Hand Tinted」という手法によって、アンティークな味わいが増しているように思います。 裏面をご覧いただくと、King GeorgeX Half Penny Green切手が使われているのもポイントです。 

昔のポストカードをあれこれ見ていて感じるのですが、メッセージが短いものが多くて、それはそれで見習ってみたいと思うのです。 р燉キに出かけた時には、なるべく絵葉書を送るように心がけてはいるのですが、気の利いたことを書こうとすると、長くなってしまいがちです。 そうなると、すぐには書けないもので、今度は億劫になってきます。

電話やインターネットの時代だからこそ、旅先から絵葉書を出してみる。 短い文章でさっと書いて、さっと出す。 これが極意なんだろうなと。
4196 A happy Birthday アンティーク ポストカード with King GeorgeX Half Penny Green切手




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