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アンティーク本、聖書、コモンプレーヤー & ヒムス、英語辞書、フリーメイソン本、他


No. 18466 アール・ヌーボー 革張り装丁 コモン プレイヤー
縦の長さ 9.2cm、横の長さ 6.3cm、厚み 5.5mm、重さ 27g、総ページ数 96ページ、1930年 London Burns Oates & Washbourne Ltd、英国製、

コモンプレイヤー(Common Prayer)とは英国国教会のお祈りに使う本のことを言います。 コンパクトサイズなダイジェスト版になります。
ハ真二番目にある目次を見ていくと、Daily Prayers, Morning Prayers, Night Prayersと基本から進んでいきます。

How to Confess Your Sins という項目もあって、ゆるしを得るために神・牧tに懺悔をする作法が書いてあります。 教会素人の私としては、懺悔って作法が必要になるほど、そんなに頻繁にするものなのかなあとか、そもそも懺悔の作法って、どんなものなのでしょう?と、ちょっと興味を惹かれて読みました。

アール・ヌーボー 革張り装丁 コモン プレイヤー


No. 18467 革張り装丁 New Testament & References Maps (新約聖書、Q照地図12枚付)
縦 16.9cm、横 11.7cm、厚さ 1.2cm、重さ 187g、本文 226ページ、他にカラー地図 12ページ、地図用索引 8ページ、1906年 ロンドン、

写真五番目にあるように、1906年に行われた聖書関連の詞アで優秀な成績を修めたご褒美として、教育委員会から授与された書物です。 与された人は、既に十分な聖書の知識があった為か、あらためてこの本を熱心に読み込むということはなかったようです。 おかげで、百年以上前の本でありますが、良好なコンディションのまま今日に至っています。

この本の優れた特徴は巻末に付いた12枚の歴史地図と、詳細な地図用索引 8ページにあります。

Map 1: THE ANCIENT WORLD, showing the distribution of the posterity of Noah.
Map 2: ARMENIA, with Assyria, Babylonia, &c., in the Patriarchal Age.
Map 3: CANAAN, in the Patriarchal Age.
Map 4: The PENINSULA OF SINAI, with PART OF EGYPT; illustrating the Journeys of the Israelites from Egypt to the Promised Land.
Map 5: CANAAN, as divided among the Tribes.
Map 6: THE DOMINIONS OF DAVID & SOLOMON
...
...
Map 11: THE ROMAN ENPIRE in the apostolic age.
Map 12: Map illustrating the Journeys of The Apostle Paul.

そして地図用索引から1050地点が検索できるようになっていて、およそ聖書関連の地名なら、かなりの地点が巻末地図上で特定できるようになっているのは素晴らしいことです。 聖書研究用にとても役に立つ一冊です。

また、ハ真O番目の目次にあるように、219ページから8ページにわたって、こちらもかなり詳細な関連年表が付いています。
P.219 Chronological Summary of Bible History from The Creation of the World to The Destruction of Jerusalem
革張り装丁 New Testament & References Maps (新約聖書、Q照地図12枚付)


No. 18789 革張り装丁 フリーメイソン 講義本
縦の長さ 9.3cm、横の長さ 5.6cm、厚さ 1.5cm、重さ 51g、総ページ数 338ページ、1953年 ロンドン、
ハ真一番目に見えるように、1953年にロンドンで発行されています。 Privately printed for A. Lewis. とありますから、一般向けに市販されるべく印刷された普通の本とは違うことが分かります。 小振りな本ですが、革張り装丁というのはいいものです。

目次を見てみると、First Lecture, Second Lecture, Third Lectureとあって、Oつの講義がこの本の主要な部分になっていることが分かります。 それぞれの講義の初めには写真二番目、O番目、l番目にあるような挿絵があります。

ハ真l番目などは、ちょっと怖いようでもあり、秘密めかしい感じには、やはり何が書いてあるのだろうか興味を惹かれます。

それぞれの講義はQ&A形ョで書いてあります。 その道の専門家でないと分かりにくい内容が多いですが、ところによっては、素人でも分かるような、いたって一般的なQ&Aもありました。 

例えば、
Q: Where was Geometry founded as a science ?
A: At Alexandria in Egypt.
Q: How came it to be founded there ?

氓フアンサーは長いですが、エジプトのナイル川が毎年氾濫することから説き起こして、ユークリッド幾何学が発展した経緯が説明されています。

ちなみに、『ユークリッド原論』は平面図形の性質、円に内接・外接する多角形、比例論、数論、立体図形の体積、正多面体などを考@する数学書ですが、こんなことを考えて書物を作った社会が、紀元前O世紀にあったとは驚きます。 その頃の日本は弥生時代で、卑弥呼の登場まであと五百年はかかろうかという昔です。

フリーメイソンの起源には、ソロモン神殿を作った石工集団という説がありますので、上記のようなQ&Aがあるのでしょう。

書物の終りの方には、The Masonic Calendarがあります。
興味深く読んだのは以下のくだり。

Knights Templars have also their mode of chronology, taking their year one from the organization of the Order, A.D. 1118;

テンプル騎m団の暦法について解説してありました。
やはりフリーメイソンとテンプル騎m団は関係が深いのかと、興味を惹かれました。

14世紀にフランス王フィリップl世によって壊滅されたテンプル騎m団の残党がスコットランドへ逃れて、フリーメイソンを創nしたという説があります。 中世のテンプル騎m団は金融業に長けていて、お金持ちでした。 それがフランス国王に狙われる原因にもなったわけですが、翌ソ武メがスコットランドまで逃れたという説は、大いにありそうに思います。

日本で言ったら、義経伝説のようなロマンがあっていいですね。 源義経がモンゴルに逃れてチンギス・ハーンになったというのは、ちょっと難しいかなと無理を感じますが、フリーメイソン=テンプル騎m団説は、可能性としては高そうに思います。

余談ながら、欧米で13日の金曜日が不吉とされる起源の一つに、フィリップl世がテンプル騎m団の一斉検挙を開nしたのが 1307年10・3日で、それが金曜日にあたっていたからとする説があります。
革張り装丁 フリーメイソン 講義本


No. 18788 ペニンシュラ & オリエンタル スチーム ナビゲーション カンパニー MADE IN ENGLAND 英和ォ典
縦の長さ 8.1cm、横の長さ 5.7cm、厚さ 1.5cm、重さ 58g、総ページ数 512ページ、

P&O旗が入った革張り装丁の英和ォ典です。 ハ真O番目で見えるように、裏面には『MADE IN ENGLAND』と『REAL LEATHER』の金文字が入っています。  客船ものアンティークとして、トレイと一緒に手に入れました。

なお、「P&O」とは、1822年創業のイギリスの船会社 Peninsular and Oriental Steam Navigation Company を意味しています。

ハ真l番目に見えるように、簡潔な説明と共に英単語が並んでおります。 英英ォ典としても内容のよい品と思います。 1ページあたり33語ほどで500ページほどありますから、総単語数は16500語くらい。 例えばあるページから10語ほど英単語をピックアップしてみると、asteroid(小惑星) astonish(びっくりさせる) astrology(占星術) astronomy(天文学) asylum(避難所) asymmetrical(非対称の) athlete(競技メ) Atlantic(大西洋) atmosphere(大気) atrophy(萎縮) 等々となります。  

そして、例えば astrology(占星術) の説明は、「predicting events by aspects of stars(星の様qから出来魔予言すること。)」とあって、簡にして要を得ております。

Monday, water, houseのような基本単語の掲載は省かれており、それでいて総単語数が16500ほどありますから、日本の大学入祉激xルは軽く超えていると思います。 そうは言っても16500語というのは、ォ典としてはそれほど語数が多い方ではありません。 コンパクトな品でもありますし、単語集のように持っていて、英単語レベルの増強用に使うと、ちょうど良さそうに思います。

英英ォ典というのは、やはり持っていてかっこいい所がいいですね。 なんだか英語が出来るような気分になってきます。 気分? 笑う方もありましょうが、まず形から入る、これ結構大事なことです。

これまでに私はいくつも英英ォ典を買いましたが、たいていは使いきれません。 語数の多い大著ですと、ひくのも億劫で、まず積読で終りです。 昼寝の枕にちょうど良さそうなオックスフォード大英英ォ典も、一応は持っておりますが、一年に一回使うかどうか。。。

ハ真の辞典は、英語を英語で勉強する、つまりは英語学習の次の一歩に最適なレベルの辞典と思います。

「P&O」に戻りますが、旅客機が登場する前の時代においては、例えばイギリスからアメリカに向かう大西洋航路を行き交った豪華客船オーシャンライナーは、映画 『タイタニック』を見るまでもなく、国と国を結ぶ交通の花形でありました。

考えてみると、日本航空や全日空のなかった時代のことですから、文部省の官費留学生として英語研究の為にイギリス留学した夏目漱石などは、香港、シンガポール、インド洋、スエズ運河、地中海を経由して、フランス上陸後は鉄道を使って、一ヶ券シほどかけてイギリスまで旅しております。 

百年前の船会社と言うのは、やっぱり格好いい、憧れの職場だったことでしょう。 当桙フ船会社は、海外旅行をする人々を運ぶ旅客輸送と、船荷の輸送を合わせて行う会社であって、例えて言えば、日本航空と日本郵船と日本通運が一緒になったような役割を果たしていました。

旅客輸送を航空機に取って代わられる以前の、船会社のステイタスを想像してみることが、ハ真のアンティークを見る上で役に立ちます。 ノスタルジーを感じさせてくれる客船関連のアンティークとでも言いましょうか、рヘこういう品が好きなので気になります。 旅が好きなもので、ノスタルジックな船旅には特に興味を惹かれます。 イギリスのサザンプトンからフランスのノルマンディーまで船でたびたび渡りました。 ドーバー海峡をフェリーで船旅というのも、條ヤはかかるけど味わいがあって楽しいものです。 そういえば、日本では横浜港からロシアのナホトカまで船旅したこともありました。 

英米を結ぶ大西洋航路のオーシャンライナーの勢いがあったのは1930年代までで、その後は航空機に押されて下り坂になっていき、1960年代にはついに消えてしまいました。 それどころか、イギリスのサザンプトンからフランスのノルマンディーまでの、以前に幾度か使った短距離航路も今ではなくなってしまいました。 

ついでながら、旅客機について一つ思うこと。 1980年代には例えばルフトハンザの食沫pスプーンやナイフやフォークは、エコノミークラスに到るまですべてスティール製が供されていたことを覚えています。 今ではコスト削減で、gい捨てのプラスチック製が普通でしょう。 それどころか、かつてオーシャンライナーを駆逐した航空会社そのものが、一国に一つの航空会社が必要なのかどうかまで問われる時代になってきました。 ナショナル・キャリヤーなんて言葉があったのは今は昔という感じで、欧州各国の航空会社は合併が進んでいます。

客船や旅客機で使われた品の一つから、ノスタルジックな昔を思い、世の中の動向についても、いろいろと考えてみることが出来るのは楽しいことと思います。

旅の手段と言えば、船、飛行機、鉄道、ゥ動車でしょうか。 旅関連のアンティークで、客船もの、航空機もの、鉄道もの、ゥ動車ものコーナーを作ってみたい気がしています。
ペニンシュラ & オリエンタル スチーム ナビゲーション カンパニー MADE IN ENGLAND 英和ォ典


No.18787 革張り装丁 ヴィクトリアン チャーチ オブ イングランド(英国国教会) コモンプレーヤー
縦 14.8cm、横 9.6cm、厚さ 3.2cm、重さ 326g、ケンブリッジ大学出版局、1860年代の英国製、
英国国教会のコモン プレイヤーで、ケンブリッジ大学出版局から出ています。 今から150年ほど前に作られた古い本になりますが、書籍としてのコンディションはまずよろしくて、また革張り装丁というのはやはり経過した年撃フ重みを感じさせてくれ、なかなかに味わい深いアンティークと思います。

ハ真l番目に見えるように、『COMMON PRAYER』の表題があって、その下には『According to theuse of Church of England』とあります。 これは、コモンプレイヤー(Common Prayer)が、英国国教会のお祈りに使われる本だと示しています。

さらに下の方には、『CAMBRIDGE』の文字が見えていて、ケンブリッジ大学出版局を示す『University Press』の表ヲがあります。 この本が作られた1860年代といえば、日本では江戸時代の終り頃であって、まだ東京大学も存在しない頃でありますが、ケンブリッジ大学の歴史は800年にもなり、1860年代に大学出版局があったのは、当たり前のことでありました。 

ハ真五番目の左上にはMorning Prayerとあり、右のページはEvening Prayerとあります。 それぞれ、午前の祈りや夕べの祈りが、掲載されていると分かります。

興味深く眺めたのは、ハ真六番目にある26年分のキリスト教 行麻Jレンダーです。 まず、1870年から1895年まで掲載されていますので、この書物が作られたのは1870年の少し前あたりと推定できます。 

英吉利物屋で扱う古い銀製品ではデートレターを判読することで製作年が分かるものですが、ハ真のコモン プレイヤーの場合には、デートレターはなくとも、他の手掛かりを探っていくと1860年代の英国製と分かることは、このアンティークを興味深いものにしているように思います。

詳しく見ていくと、例えば左から八列目の「EASTER DAY」、イースター(=復活祭)とは、キリストの復活を祝う祭日で、キリスト教にかかわる人々にとっては、クリスマスに次ぐ重要な行魔ノなります。 よくカレンダーの日付を見ていくと、イースターデーは年によってかなりのばらつきがあります。 例えば1894年のイースターは3・5日なのに、1986年のイースターは4・5日といった具合です。 キリスト教の復活祭とは年によって一ヶ決ネ上もズレが起こる行魔ネのです。

イギリスにおけるイースターは、クリスマス休暇以来の大型連休であって、普段は離れて暮らしているファミリーが実家に集まって一緒に過ごすことが多いようです。 そういう重要なお休みが、年によって一ヶ撃烽フブレが起こるというのは、どうも不v議な感じがいたします。 どうしてこんなことが起こるのかというと、イースターの定義が、「春分後の最初の満撃フ次の日曜日」と言うように、撃フ満ち欠けを絡めたややこしいものになっているからです。 カレンダーの一ヶ撃ニ撃フ満ち欠けにズレがあるので、最大で一回りにあたるほぼ一ヶ撃フブレが生じてしまうわけなのです。
革張り装丁 ヴィクトリアン チャーチ オブ イングランド(英国国教会) コモンプレーヤー


No. 19374 英国国教会 コモン プレイヤー & ヒムス 1920年代 ケンブリッジ大学出版局
本のサイズ 11.8cm*7.8cm*1.8cm、重さ 159g、ページ数 : Common Prayer 334ページ、HYMNS 247ページ、1920年より少し前の英国製、

英国国教会のコモン プレイヤー & ヒムスで、ケンブリッジ大学出版局から出ています。 あと少しで百年が経とうという古い本ですが、コンディション良好で綺麗なことはグッドポイントです。 本は二部構成となっており、前半部分のコモンプレイヤー(Common Prayer)とは英国国教会のお祈りに使うものです。 後半部分は教会での礼拝に使う聖歌集であるヒムス(HYMNS)になっています。 

興味深く眺めたのは、写真五番目にある26年分のキリスト教 行事カレンダーです。 まず、1920年から1945年まで掲載されていますので、この書物が作られたのは1920年より少し前と推定できます。 

英吉利物屋で扱う古い銀製品ではデートレターを判読することで製作年が分かるものですが、写真のコモン プレイヤー & ヒムスの場合には、デートレターはなくとも、他の手掛かりを探っていくと1920年より少し前の英国製と分かることは、このアンティークを興味深いものにしているように思います。

詳しく見ていくと、例えば右から六列目の「EASTER DAY」、イースター(=復活祭)とは、キリストの復活を祝う祭日で、キリスト教にかかわる人々にとっては、クリスマスに次ぐ重要な行事になります。 よくカレンダーの日付を見ていくと、イースターデーは年によってかなりのばらつきがあります。 例えば1940年のイースターは3月24日なのに、1943年のイースターは4月25日といった具合です。 キリスト教の復活祭とは年によって一ヶ月以上もズレが起こる行事なのです。

イギリスにおけるイースターは、クリスマス休暇以来の大型連休であって、普段は離れて暮らしているファミリーが実家に集まって一緒に過ごすことが多いようです。 そういう重要なお休みが、年によって一ヶ月ものブレが起こるというのは、どうも不思議な感じがいたします。 どうしてこんなことが起こるのかというと、イースターの定義が、「春分後の最初の満月の次の日曜日」と言うように、月の満ち欠けを絡めたややこしいものになっているからです。 カレンダーの一ヶ月と月の満ち欠けにズレがあるので、最大で一回りにあたるほぼ一ヶ月のブレが生じてしまうわけなのです。

ヒムスの目次を見ると、Advent, Christmas, Epiphany (東方の三賢人がベツレヘムで誕生したキリストを来訪したことを祝う日で1月6日、クリスマス後の12日目に当たり、Twelfth Dayとも言う), Easterなど一年間の行事毎で、英国の人々の暮らしの根っこになっている部分が分かって楽しめます。

写真二番目では縦長なクロスと「IHS」の飾り文字が見えています。 これは IHS=Iesus Hominum Salvator=Jesus Savior of menという意味で、日本語にすれば「イエス、我らの救世主」となります。

元々はギリシャ語でイエスを表す「IHΣ」に由来していますが、ギリシャ語からラテン語経由で英語に伝わってくる途中で、Σシグマの文字が誤記されて、「IHS」と伝えられたとのこと。 さらにはその後になって再解釈が加味されて、Iesus Hominum Salvator(=Jesus Savior of men)にまで、意味合いが付け足されていった経緯があり、メッセージ性を帯びる記号となって、今日に至っています。




No. 18473 布張り装丁 ベスト ポケット レコナー (計算早見表)

縦の長さ 13.6cm、横の長さ 5.7cm、厚さ 1.4cm、重さ 74g、英国製、

これはいかにもイギリスならではの背景を持った本で、興味深く見ました。

布張り装丁 ベスト ポケット レコナー (計Z早見表)


No. 18474 オリーブの木 エルサレム クロス彫り New Testament (新約聖書)
縦 12.2cm、横 7.9cm、厚さ 2.1cm、重さ 150g、1942年 英国製、総ページ数 384ページ、Printed at the University Press, Oxford、

今から七十年近く前に作られた新約聖書で、オリーブの板にはエルサレム クロスが深く彫り込まれ、木目の味わいとともに趣があります。 表側に加えて裏面もオリーブの木で、厚みが4ミリほどもある板なので、かなりしっかりした雰囲気です。 オリーブ板の扉を開くと写真二番目のように、「To My Darling Wife」とありますので、奥様へのプレゼントであったようです。

製作は「British and Foreign Bible Society」になり、1942年に Oxford University Press で印刷されています。 多色刷りでないのは対独戦争中という当桙フ時代状況を反映しているのかも知れません。 当桙フイギリスはドイツに押されて大変でした。

柄先に見えるクロスはエルサレム クロス、あるいはクルセーダーズ クロスと呼ばれます。 11世紀の終りに第一回十嚮Rがセルジュクトルコに侵攻して、エルサレム王国や十嚮R諸国家を建設した当桙謔閨A十嚮R(Crusader)旗印に使われてきたクロスになります。

中表・ノは新約聖書がイギリスで作られた経緯が説明してあって、「Translated out of the Original Greek : and with the former Translations diligently compared and revised by His Majesty's special command A.D.1611.」とあります。 英国における聖書翻訳の略史ともいえる記述で興味深く思います。
オリーブの木 エルサレム クロス彫り New Testament (新約聖書)


No. 15434 ヴィクトリアン 革張り装丁本 The Book of Common Prayer (コモン プレイヤー)& 新約聖書 SOLD
縦の長さ 12.9cm、横の長さ 8.5cm、厚さ 4.1cm、重さ 327g、1840年代 ロンドン、SOLD




No. 15524 フリーメイソン 講義本 SOLD
縦の長さ 13.8cm、横の長さ 8.7cm、厚さ 1.0cm、重さ 95g、総ページ数 180ページ、1945年 ロンドン、 SOLD



No. 15559 エドワーディアン 革張り装丁 フリーメイソン 儀典書 SOLD
縦の長さ 8.8cm、横の長さ 5.6cm、厚さ 1.2cm、重さ 36g、総ページ数 220ページ、1910頃の英国製、 SOLD
ハ真一番目に見えるように、Printed for Private Circulation only. とありますから、一般向けに市販されるべく印刷された普通の本とは違うことが分かります。 

ハ真二番目と三番目のような、折込の大きな神殿の挿絵があり、興味深く思います。

破れがあったり、ページの外れたところもあり、全体のコンディションはよくないですが、全ページ揃ってはおります、フリーメイソンの儀典書が何たるかを知る資料にはなりましょう。

シャーロック・ホームズのシリーズに、『マスグレーブ家の儀典書(The Masgrave Ritual)』という話がありましたが、この本は220ページもありますし、フリーメイソン儀典書の方がかなり大著のようです。
エドワーディアン 革張り装丁 フリーメイソン 儀典書


No. 15084 革張り装丁 MIDGET 英英ォ典 SOLD
縦の長さ 8.2cm、横の長さ 6.1cm、厚さ 1.7cm、重さ 56g、総ページ数 512ページ、SOLD
革張り装丁の英英ォ典です。 『NEWQUAY』の金文字が見えますが、これは英国西部のコーンウォール地方にある海岸沿いの街です。 古くからの漁村なのでタウンマークのコート オブ アームズの中に魚がデザインされているのでしょう。 裏面には本革装丁を示す『REAL LEATHER』の金文字もあります。

ハ真l番目に見えるように、簡潔な説明と共に英単語が並んでおります。 英英ォ典としても内容のよい品と思います。 1ページあたり33語ほどで500ページほどありますから、総単語数は16500語くらい。 例えばあるページから10語ほど英単語をピックアップしてみると、asteroid(小惑星) astonish(びっくりさせる) astrology(占星術) astronomy(天文学) asylum(避難所) asymmetrical(非対称の) athlete(競技メ) Atlantic(大西洋) atmosphere(大気) atrophy(萎縮) 等々となります。  

そして、例えば astrology(占星術) の説明は、「predicting events by aspects of stars(星の様qから出来魔予言すること。)」とあって、簡にして要を得ております。

Monday, water, houseのような基本単語の掲載は省かれており、それでいて総単語数が16500ほどありますから、日本の大学入祉激xルは軽く超えていると思います。 そうは言っても16500語というのは、ォ典としてはそれほど語数が多い方ではありません。 コンパクトな品でもありますし、単語集のように持っていて、英単語レベルの増強用に使うと、ちょうど良さそうに思います。

英英ォ典というのは、やはり持っていてかっこいい所がいいですね。 なんだか英語が出来るような気分になってきます。 気分? 笑う方もありましょうが、まず形から入る、これ結構大事なことです。

これまでに私はいくつも英英ォ典を買いましたが、たいていは使いきれません。 語数の多い大著ですと、ひくのも億劫で、まず積読で終りです。 昼寝の枕にちょうど良さそうなオックスフォード大英英ォ典も、一応は持っておりますが、一年に一回使うかどうか。。。

ハ真の辞典は、英語を英語で勉強する、つまりは英語学習の次の一歩に最適なレベルの辞典と思います。 英語学習に意欲のある方にはお薦めしたい一冊です。
革張り装丁 MIDGET 英英ォ典


No.15205 The Church of England コモン プレイヤー&HYMNS SOLD
縦の長さ 12.0cm、横の長さ 8.4cm、厚さ 2.4cm、重さ 162g、総ページ数 630ページ、1950年代 ロンドン、SOLD
The Church of England コモン プレイヤー&HYMNS


No. 15032 MIDGET 英英ォ典 革張り装丁 & スターリングシルバー with ブリティッシュ ホールマーク SOLD
縦の長さ 8.4cm、横の長さ 6.0cm、厚さ 2.1cm、重さ 74g、総ページ数 511ページ、1991年 シェフィールド、SOLD
スターリングシルバー & 革張り装丁の英英ォ典です。 ハ真一番目で見て草花レリーフ スターリングシルバー板の下方に四つのブリティッシュ ホールマークが刻印されています。 ホールマークは順にメーカーズマーク、シェフィールド アセイオフィスのローズマーク、スターリングシルバーを示すライオンパサント、そして1991年のデートレターです。

ハ真五番目にあるように、ォ書の裏面には「FINE LEATHER」と「MADE IN ENGLAND」の銀文字が見えます。

ハ真l番目に見えるように、簡潔な説明と共に英単語が並んでおります。 英英ォ典としても内容のよい品と思います。 1ページあたり33語ほどで500ページほどありますから、総単語数は16500語くらい。 例えばあるページから10語ほど英単語をピックアップしてみると、asteroid(小惑星) astonish(びっくりさせる) astrology(占星術) astronomy(天文学) asylum(避難所) asymmetrical(非対称の) athlete(競技メ) Atlantic(大西洋) atmosphere(大気) atrophy(萎縮) 等々となります。  

そして、例えば astrology(占星術) の説明は、「predicting events by aspects of stars(星の様qから出来魔予言すること。)」とあって、簡にして要を得ております。

Monday, water, houseのような基本単語の掲載は省かれており、それでいて総単語数が16500ほどありますから、日本の大学入祉激xルは軽く超えていると思います。 そうは言っても16500語というのは、ォ典としてはそれほど語数が多い方ではありません。 コンパクトな品でもありますし、単語集のように持っていて、英単語レベルの増強用に使うと、ちょうど良さそうに思います。

英英ォ典というのは、やはり持っていてかっこいい所がいいですね。 なんだか英語が出来るような気分になってきます。 気分? 笑う方もありましょうが、まず形から入る、これ結構大事なことです。

これまでに私はいくつも英英ォ典を買いましたが、たいていは使いきれません。 語数の多い大著ですと、ひくのも億劫で、まず積読で終りです。 昼寝の枕にちょうど良さそうなオックスフォード大英英ォ典も、一応は持っておりますが、一年に一回使うかどうか。。。

ハ真の辞典は、英語を英語で勉強する、つまりは英語学習の次の一歩に最適なレベルの辞典と思います。 ただ、革張り装丁にブリティッシュ ホールマーク付きのスターリングシルバーは、ちょっと豪華過ぎるかも知れません。 同じシリーズで並装丁の英英ォ典が見つかったら、рヘ一冊求めてみたいと思っております。 そんなわけで、英語学習に意欲のある方にはお薦めしたい一冊です。
MIDGET 英英ォ典 革張り装丁 & スターリングシルバー with ブリティッシュ ホールマーク


No. 5425 ヴィクトリアン 革張り装丁本 The Book of Common Prayer (コモン プレイヤー) SOLD
縦の長さ 10.3cm、横の長さ 7.5cm、厚さ 3.5cm、重さ 203g、1866年 ロンドン

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