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No.20306 ホースブラス 雄鶏
縦の長さ 8.7cm、最大横長 6.9cm、最大厚み 3mm、重さ 53g、五千円

イギリスはセント・オーバンスという古都に、「Fighting Cocks(闘鶏)」という名前のパブがあります。 古都にあるだけに、イギリスでも最古のパブだそうで驚きました。 

ただし、イギリスにおける闘鶏は、ずいぶんと昔に禁止になっています。 動物愛護のお国柄は、その歴史も長いというところ。

雄鶏と言えば、次の話も思い出しました。
もともとは中世の巡礼宿、周囲に何もない街道沿いの一軒パブ&インです。 パブタイムが引けた後は森閑として夜が更けていき、朝は雄鶏の鳴く声で目覚めました。 こういう田舎もあるんだなあと。
https://ameblo.jp/igirisumonya/entry-12353967077.html

ホースブラスは、もともとは実用品の馬具ですが、ヴィクトリアンの終り頃から、室内飾りとして収集されるようになりました。 

イギリスにはホースブラスの専門家がいて、ホースブラスだけを扱った書籍も出ています。

ホースブラスの歴史や由来を紐解くと、
designed to bring good luck or to ward off evil.
(グッドラックを招くため、あるいは邪悪なるものを寄せ付けない為に作られた。)
とのこと。

なかなかに、奥が深いものであるなあ、と感じます。

近所のパブでいくつか飾ってあるのを見ました、パブの装飾品としても一般的なようです。

ホースブラス



ヴィクトリア時代から続くパブの暖炉です。
暖炉周りの上部に、ホースブラスが横並びに飾られているところ、ご注目ください。
ホースブラス 雄鶏

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