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No. 20191 革のかばん
本体長方形の縦横 37.5cm*29.0cm、重さ 720g、持ち手を含めた高さ39.0cm、底部の厚み 6.0cm、バーの長さ 24.8cm、二万四千円 (二つあります-->一つあります。)

このミュージックバッグはかなり古くからあって、モデルチェンジせずに現在に至っているようで、そんな辺りは英国風を感じます。
同様な例がアスプレイの銀匙にあったのを思い出しました。

アスプレイ アール・デコ スターリングシルバー スプーン


これはアンティークではないのですが、古くからある楽譜屋の片隅で見つけたものです。 そこの店主さんは、例えば「モーツァルトの○○番はありますか?」と言えば、たちどころにカウンターの後ろにある沢山の引き出しの中から楽譜を探し出してくれます。 また、曲の感じを知りたい時はその場でピアノを弾いてくれる根っからの音楽好きな方です。

このバッグを求めた時には、知り合いで白髪のご婦人が、「このバッグはとても長く持つのよ。 1930年代から母が使い始めて、私が譲り受けても、糸のほつれを直してまだまだ使えるの。」と教えてくれました。  ジッパーやボタンではなく、取っ手を潜らすバーで開閉することにより、楽譜を傷めないように配慮されています。

こだわりのあるお母さん方の子供たちは、このバッグに楽譜を入れてピアノやバイオリンのお稽古へぶら下げていきます。 そして大人になった頃にはそれなりの傷やハクがついて、もっと風合いが出てくるのです。

本来は楽譜用のかばんですが、楽譜に限らず、普通にかばんとして使ってみても素敵だなと思いました。

内側はプレーンなレザーの裏地だけで、ポケット等は付いていません。 いろいろと気の利いた工夫が多い日本のかばんと比べると、少し物足りない感じもするのですが、Simple is the best.というコンセプトで作られているのは、いかにも英国風とも言えて、それもまたよいかなと思うのです。

革のかばん(英国 アンティーク シルバー 英吉利物屋)

裏面の様子
革のかばん(英国 アンティーク シルバー 英吉利物屋)

革のかばん(英国 アンティーク シルバー 英吉利物屋)

バーを取っ手の向こう側にまわせば、かばんが閉まる仕組みです。
革のかばん(英国 アンティーク シルバー 英吉利物屋)

革のかばん(英国 アンティーク シルバー 英吉利物屋)

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