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No. 18962 ダック デザイン オーク材 伸縮式 折りたたみ 本立て
ダックの頭までの高さ 14.8cm、奥行き 15.7cm、横の長さ 31.5cm〜56.3cm、重さ 670g、1930年代 英国製、一万七千八百円

レトロな感じがよろしくて気に入りました。 素材はオーク材で、しっかり出来ており、時を経た木の色艶には重厚感と言いましょうか、品のよさが出ております。 

折りたたむと、写真三番目のようにコンパクトに収納できます。 写真四番目は、ダックをスライドさせて少し引き出した様子です。 ダックを立てて、横方向にスライドさせると、本立ての横幅は31.5cmから56.3cmまで広がり、お使い途に合わせた使い勝手のよさもポイントです。

ダックの彫刻は手彫りで、人の手を経て丁寧に作られた温かみが感じられるのもよいでしょう。 最大に伸ばすと56.3cm、そこで止まるように、スライダーの構造が出来ています。 丁寧な構造および作り、そしてダックの彫刻の様子から見て、1930年代あたりの英国製と思います。

オーク材の落ち着いた輝きはとても英国風と感じます。 オーク材をふんだんに使ったマナーハウスでのアフタヌーンティー、優雅な「オークホール」を思い出しました

イギリスでは家具や木工品の素材として古くからオークが好まれてきました。 また、そのオークの元になるエイコーン(Acorn=どんぐり)も、モチーフとして愛されてきました

エイコーン(Acorn=どんぐり)は、古くはローマ時代にまで遡れるモチーフの一つで、ケルティックやスカンジナビアン アートにおいても、Life(生命)、Fecundity(豊かさ、生産力)、Immortality(永久になくならないこと)を表象するモチーフとして好まれてきました。 繁栄をシンボライズするクリスチャンモチーフとして、今日にも引き継がれています。

英語には、『Every oak must be an Acorn.(樫の大樹も元々はみなどんぐり)』という諺があって、一粒の小さなどんぐりで、樫の大木をシンボライズしているケースもしばしば見受けます。

イギリス人のオーク好き、エイコーン好きが、よく現れている諺と思います。

ダック デザイン オーク材 伸縮式 折りたたみ 本立て







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