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No. 15556 ダフォディール 革製 ノート
縦の長さ 10.7cm、横の長さ 7.8cm、最大厚み 9mm、重さ 41g、1930年代 英国製、一万円

ダフォディールのフラワーレリーフが可愛らしい革製ノートです。 ホルダーの革の厚みは1.5ミリほどあって、しっかり出来ています。 付属ノートは数ページ使って切り取られておりますが、全体としてほとんど使われることなく現在に到っているようで、革の艶もよろしくて、コンディション良好な品です。 ノートは革製ホルダーから取り外しが可能です。 使い切った後には、サイズの合う小さなノートを入れ替えて、お使いください。

付属の鉛筆には『MADE IN ENGLAND』と彫られていて、『LONDON』と銀文字も入っています。 鉛筆末端の取り付け具は、素材がベークライトのようで、これも古めかしい感じがよいです。

A note made now saves a wrinkled brow. 口ずさんでみると、語呂のよいフレーズが金文字で入っています。 wrinkled browとは、直訳すると、「しわの寄った額」です。 
「今メモしておけば、何だったろうって、後でしかめ面しなくてもすむ。」

写真二番目に見えるように、ノートはショッピングリストになっていますが、COSTとある金額欄が、仕切りが二つで三つに分かれているところは興味深く思います。 これは昔のイギリスの十二進法通貨制度では、1ポンド=20シリング=240ペンスとなっていたことに由来します。 例えば買い物をすると、代金は二ポンド 六シリング 六ペンスです、なんて請求されたりしたわけでした。

写真三番目で、ノートを取り外した様子を撮ってみました。 付属しているノートは縦10.0cm、横5.75cm、厚さ0.6cmのサイズです。 ノートの右下には『BRITISH MADE』とあります。

革製ホルダーのバンドに、ノート背中部分の型紙を通して取り付ける構造です。 サイズが合う市販ノートがあれば一番ですが、なくても、ノートを裁断して調整すれば、自作もそれほど難しいことはないように思います。

ダフォディールは早春のイギリスで代表的な花になります。 野の花としても、あるいは道路脇などにも植えられており、イギリス中あちこちで見かけます。 この花が咲き始めると、イギリスの春を感じるわけです。 以下に写真がありますので、ご参考まで。

『フィンチングフィールド村 (Finchingfield)
カントリーサイドが大好きな英国人のお気に入りのひとつ、エセックス州にあるアンティークな村をご紹介します。』
http://www.igirisumonya.com/Finchingfield.htm

ダフォディール 革製 ノート








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