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英吉利物屋 お薦めレシピ サティのカリフラワーと茄子カレー

今回はイギリスの暮らしを探る素材として、カレーについてです。

日本人の常識では、カレーはどう考えてもインド料理であって、イギリス料理とは言わないと思います。 ところがイギリスでは、チャールズ皇太子をして、『私の好きなイギリス料理はカレーです。』 と、大真面目に言わしめたほど。 この国の人々の暮らしに深く浸透した料理となっています。 

エリザベス女王にはお気に入りのカレー屋さんがあって、週に一度はテイクアウェーを注文しているなんてゴシップ記事を見たことがあります。 周りの知り合いと話しても、街ではどこそこのカレーが一番だとか、ウェイトローズ(イギリスでは比較的に上品なスーパーマーケットです。)のカレーセットメニューは美味しいだとか、皆それぞれに一家言あるようです。

古きを訪ねるアンティーク的な観点から考察してみると、イギリスにおけるカレーの歴史は、確かにかなり古いので、イギリス土着化も進んでおり、チャールズ皇太子のように、イギリス料理だと考える方も少なからずいらっしゃる気配があります。 

日本で例えてみれば、カステラはポルトガル起源だけれども、今となっては、もう日本のものですね。 ポルトガルを旅した時に、カステラを探していろいろ訪ねてまわりましたが、いわゆるカステラは現在のポルトガルにはありませんでした。 日本のカステラとはかなり違ったパンのようなお菓子が、本家のカステラでありました。

さて、それではレシピのご紹介です。

インド人の友人でベジタリアンのサティさんから教えてもらったレシピで、本格派カレーを作りました。 サティさんはベジタリアンなので、材料は野菜のみです。 生姜をたっぷり入れたさっぱり味のカレーで夏の暑さを吹き飛ばしてください。 入れ物はウエッジウッドの楕円形の深皿です。

英吉利物屋 お薦めレシピ サティのカリフラワーと茄子カレー(英国 アンティーク シルバー 英吉利物屋)

カリフラワーと茄子のカレー(7〜8人用)

材料 
カリフラワー1株、茄子4〜5個
しょうが5cmぐらい1片、にんにく1片
玉葱1個、じゃがいも中ぐらい4個
トマトピューレ大匙3ぐらい
唐辛子2本
クミンシード大匙1
ターメリック小さじ1
ガムラマサラ小さじ2
コリアンダー(お好みで)
塩小さじ1
サラダ油
水2カップ
バター(風味付けに入れても良い)
コンソメ(お好みで)

カリフラワー、ナス、じゃがいもは食べやすい大きさに切ります。 大きめな方が見栄えがいいようです。 しょうが、にんにく、玉葱、唐辛子はみじん切りにします。

深めのテフロン加工 蓋付きフライパン(または鍋)に、サラダ油を大匙1杯ほど入れて、クミンシードを入れ、炒めます。 

香りが漂ってきたら、玉葱を炒めます。 茶色になるまでゆっくり中火で炒めます。

塩を入れ、しょうがと唐辛子を入れ、ターメリック、トマトピューレを加えます。

ここで、野菜を同時に入れて、水を入れ蓋をします。 ガムラマサラを加え、野菜に火が通るまで煮ます。

最後にコリアンダーを加え、しんなりしたら、かき混ぜて出来上がりです。

私はこれにコンソメパウダーとバターを入れて風味を付けます。 醤油を少し足すと、日本人好みの味付けになります。 また、ウスターソースを入れるなどお好みで味付けしてください。

ガムラマサラやクミンシード、ターメリックが手に入りにくいようならSBカレーパウダーなどで代用するとよいでしょう。 コリアンダーは好き嫌いがあるのでこれもお好みです。


余談ながら、イギリスにはインド系の人たちがたくさん住んでいます。 インド系と一言でいっても、グジュラーテとか、シークとか、パンジャーブとか、実際には様々な背景の人たちであることが、イギリスで暮らして知り合いが増えるうちに、だんだん分かってきました。

以前の私はインドの人というと、インドカレーのパッケージで見たターバンを巻いた人を思い浮かべたものでした。 しかし、ターバンを巻くのはシークの人たちの習慣であり、多くのインド人はターバンを巻かないと知りました。 

インド系の人たちにはサティのようなベジタリアンが多いのですが、やはり暑いと、お肉は扱いがむずかしいし、食欲も出にくいのかも知れません。 

ベジタリアンのインド人で以前にモスクワで暮らしたことがある方から聞いたのですが、ベジタリアンではあるけれども、ロシアにいた頃はお昼にはマクドナルドのハンバーガーも食べていたし、夕食にも肉料理を食べていたとのこと。 寒いところでは、肉料理なしでは力が出ないからだと言っていました。 ところ変われば、臨機応変なインドの人たちだと思って聞いたものでした。


【追記】
夏のお薦めレシピをサイトアップしましたら、いつも英吉利物屋をご贔屓いただいているお客様から、早速にカレーを作ってみましたというメールをいただきました。

お薦めできるカレーと思ってはおりましたが、こんなに早くフォローしていただき、ご感想までいただけるとは、思ってもみませんでした。 ありがとうございます。 実際に作ってみてのコメントは、カレー好きな方々には役立つだろうと思います。 いただいたコメントをサイトの記事に転載させていただいてもよろしいでしょうか。 と、お願いしたところOKいただきましたので、ご紹介させていただきます。

以下はアフターヌーンティー様からのコメントです。

『本日のカレー料理、早速作ってみました。 こちらの地域でもインド人が作るインドカレーのお店は増えています。 私の家でも皆大好きでカレーは一年を通していただきます。 本場風のインドカレーを作りたいと思い、これだと思って大事にしていたレシピをいざ実践しようとしたのですが、材料も手順も面倒になってしまい、ずーっとそのままだったのです。 

本日、我が家の在庫では、カリフラワーも茄子もなかったのですが、その他の材料はありましたので試してみましたら、なんと、じゃがいもにさつま芋、ズッキーニでも美味しくできましたよ。 大好きなニンニクは、しょうがと一緒にいれました。 

ニンニクが大嫌いな主人は今朝から東北地方に旅行に出てまして、その間、娘とたらふく、ニンニク料理を食べようという事になっていたところでの畑様のレシピ発見です。 説明通りの手順で、プラス、コンソメブイヨン、マンゴチャツネ、バターを入れてみましたが、とても美味しいです。 

辛さもいい感じですよ。 体にも程良く気合いが入ったような感じでいいですよ。 また、いろいろな野菜で試してみますね。 主人が帰りましたら、ニンニクだけ除いて作ってあげたいと思います。 きっとこのお味は喜びますよ。』

もう一つ。
『本当に本格的カレーが、こんなに簡単な手順でこれだけのお味が出せるなんて、このレシピに出会えてラッキーです。 以前、本格的に作りたいと思い、それなりのレシピで挑戦しようと思いましたが、聞きなれない材料や、結構面倒な料理工程に、家庭では無理と諦めていました。 本当に嬉しいレシピです。 後味も体も爽やかですよ。

念のため、レシピ説明文で、ニンニクの入れる場面がありませんので、しょうがと一緒でいいのでしょうか?(一緒にいれましたが) いきなりでも作ってみたかったので、野菜も不揃い、在庫なしの調味料等は、以下の物を代用しました。 ターメリックの代わりにSBのカレー粉を、トマトピューレの代わりにトマトジュース大匙2とトケチャップ大匙1を使用しました。 マンゴチャツネ大匙1を入れました。

家族からも「このカレー美味しい! 私にも作れる?」とよろこばれていますよ。 これから、いろいろな野菜でも試してみたいと思います。

レシピの香辛料でガムラマサラはガラムマサラの事でよろしいのですか? 我が家では鶏肉とトマトのスープや、チャイなどにも使用していますが、いつも少し多めに入れてしまい、鼻につく感じがするのですが、カレーには畑様のレシピ通りの分量が、よくマッチしています。

数年前に日本のテレビで、リポーターがインドの家庭を訪問し、食事のシーンを公開したのですが、インドの家庭では毎日3食ともカレー料理で、どこの家庭でも、皆同じように、飽きることもなく、普通に毎日がカレーで、不思議でした。 毎日でもOKで自然なレシピが、各家庭で確立されているのでしょうかね? 何種類ものスパイスを上手に使いこなせるなんて素敵です。』


以下はご質問への私からに回答になります。

『ガラムマサラの間違いでした、すみません。 それから、しょうがは焦げやすいので、ニンニクが先です。 油を中火にし、ニンニクを入れて匂いが出たらしょうがを入れます。 ガラムマサラは混合香辛料の名称なので、インド人の友達はクミンシード、カルダモン、シナモン、クローブ、胡椒を自分の配合で入れていました。 ご自分で加減して適度な感じにされるといいかもしれませんね。 日本のカレールウはこってりしていますが、「ジャパニーズカレー」と言ってインド人の友達も大好きです。 日本では暑い夏はインド風のほうがお腹にもたれなくていいような気がします。』

以上です。 皆様もお試しください。


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