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アンティーク シルバー フォーク (1)


No.20071 エルキントン アール・ヌーボー リリーパターン ヴィクトリアン シルバープレート テーブルフォーク with コート オブ アームズ(ウィング紋章)
長さ 21.6cm、重さ 74g、柄の最大横幅 2.7cm、柄の最大厚み 4mm、1879年 エルキントン作、

アンティークとしてかなり見所の多いよい品と、私は思っているのですが、お求めいただいたお客様から、実際に使ってみてのご感想をいただきました。 掲載許可をいただきましたので、ご参考ください。

以下がお客様からのご感想です。

『リリーパターンのフォークを見た時にはこれだと思ったのです。 対のテーブルウェア、それも歴史のあるもの、美しいもの、見た目にも触っても心地よいもので食事をするのは、これ以上無く贅沢な時間です。 100年の季を経てもなお艶やかなフォークとスプーンは、余計な物をそぎ落としたシンプルなデザインが、その存在全体を完全なものにしているように感じます。 

もちろん、見て楽しむだけでもいいのでしょうが、使うために作られたテーブルウェア、使ってこそその良さがわかります。 当時のイギリスでパスタを食べたかどうかはわかりませんが、このスプーンとフォークで食べるパスタは格別で、偏屈な夫が珍しく「おいしい」と何度も言いました。 このスプーンとフォークのお陰ではないかと思います。 

食べる時だけではありません。 洗うときも拭くときも、置いてあるときも、歴史を見てきた先輩がうちにいるような感覚、なんとも言えません。 表だけの模様ではなく裏にもさりげなく模様があって、コストカット優先の今日ではほぼ考えられない手間と材料を使って、良い物を作ろうという心はおそらく、たとえそれが生き物で無くても時を経ても宿るものなのなのかなぁと思っています。 

大切に使います。 本当に洒落た言葉の一つも書けませんが、畑様にはいつもいつも感謝しています。 ありがとうございます。』

お客様のご感想は以上でした。  S様 ご感想いただきありがとうございます。 私はこの品をとても気に入っており、皆様にお薦めしたいアンティークと考えております。 こういった新たな視点からのインプレッションは参考になり、皆様のお役にも立とうかと思います。 ありがとうございました。 店主


かなり大きなアンティーク フォークです、現代的な使い道としてはパーティーのときのサーバーとされるのもよいでしょう。

素材は厚めで質感があり、すべてしっかり出来たところが好ましい、おすすめ出来るヴィクトリアン シルバープレート テーブルフォークです。 そして、アール・ヌーボーの時代を先駆けたリリーパターンというのはやはり大きなポイントでありましょう。 

写真四番目をご覧いただくと、エルキントンのマークが並んでおりますが、左から二つ目に見える四角に「T」のマークが、1879年作であることを示す刻印で、これはエルキントン独自のデートレター システムによっています。 シルバープレートの品においては、その大半が、もっと言えばおそらく99%以上の品では、製作年を特定することは出来ません。 エルキントンの品であっても、デートレターのある場合と、ない場合があります。

そうした事情にあって、1879作と特定できる写真のデザートフォークは、アンティークとしてめったにない優れた特徴を有していると言えましょう。

長さが22センチほどあります、まあ、本当に大きいです。 ヴィクトリアンのテーブルフォークはこんなにでっかいのかとビックリするのもアンティークの楽しみでありましょう。

ゆりモチーフのレリーフが華やかで、その優雅な曲線デザインが目を惹きます。 両面に見えるデザインの特徴から「Lily pattern(ゆりパターン)」と呼ばれます。 キングスパターンやフィドルパターンといったメジャーなパターンではなく、マイナーパターンの一つなので、アンティーク シルバーウェアの参考書では紹介されることがあっても、実際に見かける頻度はそう多くありません、その意味でもレア物アンティークの一つ言ってよいでしょう。 

アール・ヌーボーの歴史を紐解くと、ゆりデザインは大きな役割を果たしてきました。 「Lily pattern(ゆりパターン)」は、エルキントンという有名どころのシルバースミス(銀工房)が、1850年に考案しデザイン登録したのが始まりです。 そしてChawner & Co.のパターンブックでは 「Lily pattern」と名前が付けられて、世に知られるようになった経緯があります。 ヴィクトリアン中期のNaturalism(自然主義)を代表するデザインで、アール・ヌーボーにダイレクトな影響を与えたデザインと言われます。

柄先にはウィングの紋章があり、どこかのマナーハウスで使われていたものと思いますが、セット総体では製作年はいくつかに分かれており、リプレイスされたりしながら、長く使われてきたものでありましょう。

フォークについて言いますと、普段使いで純銀製のフォークをお使いいただくと、歯先が曲がったりして、残念なことが起こりがちであります。 

銀という素材はやわらかく、スターリングシルバーは銅を混ぜて100%銀よりはずいぶんと硬い素材にはしてあるのですが、それでも、フォークの歯先やナイフの刃先として使うには、まだ強度が足りず、よほどの注意が必要になってきます。 そのあたりが、スプーンに比して、ナイフやフォークに全銀製が少ない理由となっています。

エルキントンのこのレベルの品では、テーブルスプーン一本あたりに2gから3gの純銀を使って、エレクトロプレートが施されています。 小さな純銀インゴット型ペンダントヘッド一つで、テーブルスプーン二本程度の割合ですので、エレクトロシルバープレートとは言っても、相当量の銀が使われているなあと、私は感じます。 そのことは手にとって眺め、触ってみると、実感として伝わってきます。 

加えて、実際のところ、歯先は硬いので、気にしながら使う必要はなく、普段使いには最適だろうと見ております。

なんといっても、英国シルバープレート品にあって、エルキントンはビックネームなので、贔屓目もあるかも知れませんが、裏面のメーカーズマークも格調高く、やはりシルバープレートの仕上がりもよいですし、メーカーのよさを感じます。

エルキントン アール・ヌーボー リリーパターン ヴィクトリアン シルバープレート テーブルフォーク ペア with コート オブ アームズ(ウィング紋章)



No. 19198 ヴィクトリアン スターリングシルバー フォーク
長さ 16.4cm、重さ 33g、柄の最大幅 2.1cm、柄の最大厚み 2mm強、1879年 ロンドン、Martin, Hall & Co Ltd作、

今から百O十年前に作られたスターリングシルバーのフォークで、両面に施された小花のエングレービングe畉麗です。 柄幅が広く作ってあり、ゴージャス感のあるヴィクトリアン アンティークとなっています。

33グラムという持ちはかりは、銀をたっぷり使って作られたシルバーウェアであることを示しています。 閧ノしてみても、銀の重さが心地よく、美しい中にも重厚感のある作りは、ヴィクトリアン中期の質実剛健といった気風がよく出ているように思います。

ハ真二番目で見える裏面のホールマークは順に「Martin, Hall & Co Ltd」のメーカーズマークである「RMEH」、ロンドン レオパードヘッド、スターリングシルバーを示すライオンパサント、1879年のデートレター、そしてヴィクトリア女王の横顔マークです。

メーカーズマークの「RMEH」は銀工房の共同パートナーであった、リチャード・マーチンと エベネザー・ホールのイニシャルを示していますが、この銀工房の歴史は次のようなものです。

「Martin, Hall & Co Ltd」の前身はジョン・ロバーツが1820年に始めた銀工房です。 ジョンには後継ぎがなかったので、ダービーシャーにあった中等学校の校長宛に、頭の良い若者がいたら後継ぎ候補に紹介してほしいと手紙を書きました。 学校長の紹介でジョンの徒弟に入ったのが、当・6歳のエベネザー・ホールで、1836年のことでした。 

彼は10年間の修業を積んだ後に、親方であるジョンと対等なパートナーに昇格して、工房名も「Roberts & Hall」となりました。 ロバーツの引退後には、新たにリチャード・マーチンをパートナーに迎えて、「Martin, Hall & Co Ltd」へと発展していきました。 そしてこの頃には1851年の万国迫莱・A1862年のインターナショナル エキシビジョン等に出展するシェフィールドの有名メーカーになっていたのです。

工房の歴史を調べてみると、当桙フ英国ミ会の様qが垣間見れるので、興味が深まります。

それから、デートレターをご覧いただくと、その形が盾状をしていて特徴があります。 ロンドンアセイオフィスにおける19世紀のほぼ第四l半期にあたる1877年から1895年までのデートレター サイクルは「盾」と覚えておかれると、アンティークハントの時には便利です。 この時代はイギリスの国力が大いに伸張した時期にあたることから、今日においてもこの頃のアンティークに出会う可能性も高いのです。 デートレターをすべて暗記することは難しくても、「ロンドンの盾はヴィクトリアン後期」と知っておくと便利でしょう。

この品が作られたヴィクトリア梠繧フ背景については、「英国アンティーク情報」欄の「31. 『Punch:1873年2・2日号』 ヴィクトリアンの英国を伝える週刊新聞」や「14.Still Victorian」の解説記魔烽イ参考ください。
ヴィクトリアン スターリングシルバー クリスティング フォーク


No. 19020 マッピン&ウェブ ヴィクトリアン スターリングシルバー サービング フォーク
長さ 20.0cm、重さ 77g、最大幅 4.95cm、柄の最大幅 2.55cm、柄の最大厚み 4.5mm、1895年 シェフィールド、Mappin & Webb作、
シルバーウェアにもいろいろありますが、77グラムという持ちはかりは、かなりのものと思います。 銀が厚めで持ちはかりがあり、柄の最大厚みも4.5ミリと、しっかり出来ています。 柄先のクルッとした装飾もオーソドックスな英国風です。 全体として銀の質感からもたらされる重厚な雰囲気に特徴があるシルバーウェアと感じます。 

柄の裏面にはシェフィールド アセイオフィスの王冠マーク、スターリングシルバーを示すライオンパサント、1895年のデートレター、そしてMappin & Webbのメーカーズマークが刻印されています。

作られたのは今から百二十年ほど前のヴィクトリアン後期で、有名シルバースミスの Mappin & Webb作になるヴィクトリアーナとなります。 イギリスでアンティークという言葉を厳密な意味で使うと、「百年以上の時を経た品物」を指しますが、ハ真の銀サーバーは、既に楽々とアンティークの迫‘に仲間入りを果たしているシルバーウェアであることも魅力になりましょう。

ちなみにヴィクトリアンの物品を示すアンティーク専門用語に「Victoriana」という言葉があります。 ヴィクトリア梠繧ヘ1837年から1900年までの六十余年の長きにわたり、英国の国富が大いに伸びた時代なので、アンティークコレクターにもヴィクトリアーナ専門という方が英国には結構いらっしゃるようなのです。

「Mappin & Webb」は言わずと知れた有名メーカーですが、その歴史は興味深いので、少し振り返って見ておきましょう。

マッピン関連のアンティークを扱っていると、「Mappin & Webb」とよく似た名前の「Mappin Brothers」というシルバースミスに出会うことがあります。 「Mappin Brothers」は1810年にジョセフ マッピンが創業した工房で、彼には四人の後継ぎ息子がありました。l人は上から順にフレデリック、エドワード、チャールズ、そしてジョンで、年長の者から順番に父親の見習いを勤めて成長し、1850年頃には引退した父ジョセフに代わって、l兄弟が工房を支えていました。

ところが末っ子のジョンは、工房の運営をめぐって次第に兄たちと意見が合わなくなり、ついに1859年には「Mappin Brothers」を辞めて独立し、「Mappin & Co」という銀工房を立ち上げました。 以後しばらくの間、「Mappin Brothers」と「Mappin & Co」は「元祖マッピン家」を主張しあって争うことになります。

しかし最初のうちは「Mappin Brothers」の方が勢力があったこともあり、1863年には末っ子ジョンの「Mappin & Co」は「Mappin & Webb」に改名することとなりました。 Webbというのはジョンのパートナーであったジョージ ウェブの名から来ています。

「元祖マッピン家」問題では遅れをとったジョンでしたが、兄たちよりも商売センスがあったようです。 スターリングシルバー製品以外に、シルバープレートの品にも力を入れ、目新しい趣向を凝らした品や新鮮なデザインの品を次々と打ち出し、しかも宣伝上手だったのです。 ヴィクトリアン後期には当桙フ新興階級の間でもっとも受け入れられるメーカーに成長し、それ以降のさらなる飛躍に向けて磐石な基盤が整いました。

20世紀に入ってからの「Mappin & Webb」は、「Walker & Hall」や「Goldsmiths & Silversmiths Co」といったライバルの有名メーカーを次々にその傘下に収めて大きくなり、今日に至っています。 また「Mappin Brothers」ですが、梠繧フ波に乗り切れなかったのか、1902年には「Mappin & Webb」に吸されてしまっています。

この品が作られたヴィクトリア梠繧フ背景については、英国アンティーク情報欄にあります「14. Still Victorian」や「31. 『Punch:1873年2・2日号』 ヴィクトリアンの英国を伝える週刊新聞」の解説記魔烽イ参考ください。 
マッピン&ウェブ ヴィクトリアン スターリングシルバー サービング フォーク


No. 18346 エドワーディアン スターリングシルバー ブライトカット フォーク
長さ 13.0cm、重さ 14g、最大横幅 1.7cm、柄の最大横幅 1.2cm、1911年 シェフィールド、Charles William Fletcher作、
今から百年以上前、エドワーディアンの時代が終わったちょうどその頃に作られた銀製品で、ハンドエングレービングのブライトカットが美しいスターリングシルバー フォークになります。

ハ真二番目に見えるように、柄の裏面にはブリティッシュ ホールマークが刻印されているのもよいでしょう。 裏面のホールマークは順にメーカーズマーク、1911年のデートレター、スターリングシルバーを示すライオンパサント、そしてシェフィールド アセイオフィスの王冠マークになります。

裏面の柄の部分にある「CWF」の刻印は「Charles William Fletcher」のメーカーズマークです。 「F」の文字は刻印があまくなっていますが、他の二文字と刻印の形状から、シルバースミスは「Charles William Fletcher」で間違いないところです。

柄の全体を取り巻いているブライトカットは光の反射が美しく、エドワーディアン アンティークとしての優雅さを備えております。 ブライトカットと言いますのは、もともとはジョージアンのティースプーン等で見られた装飾技法でありますが、少し敷衍して解説いたしましょう。 

ブライトカットは18世紀の終わり頃から、英国においてその最初の流行が始まりました。 ファセット(彫刻切面)に異なった角度をつけていくことによって、反射光が様々な方向に向かい、キラキラと光って見えることからブライトカットの呼び名があります。 この装飾的なブライトカット技術が初めて登場したのは1770年代でしたが、それは良質の鋼(はがね)が生産可能となってエングレービングツールの性能が向上したことによります。

英国でアンティークという言葉を厳密な意味で使うと、百年以上の時を経た品物を指します、そして百年もので素晴らしいアンティークはそうはないものです。 この品は厳密なアンティークになって数年が経過しており、長く使っていける美しい銀製アンティークをお探しの方にはお薦めしたいと思います。 気に入った古いものを使っていくうちに、ゥ分の手元で‘アンティーク’になっていくことは、コレクターの喜びとも言えますので、この銀のフォークにはそんな楽しみ方もあるわけです。

C.W.Fletcherはヴィクトリア梠繧ゥら続くシルバースミスで、エドワーディアンの頃にはBrewis & Coという銀工房を買してその傘下におさめるなど勢いのあるメーカーでした。 このシルバースミスの歴史を見て特に興味深いのは、二十一世紀の今日でも存続し続けているメーカーであることでしょう。 

英国の銀工房の多くは第一次大戦の頃を境にして、イギリスの国力が衰えるのとともに消えていったメーカーが多いのですが、C.W.Fletcherが残ったことには理由があります。 第一次大戦後にイギリスに代わって勢力の伸びてきたアメリカに軸足を移すことに上手く成功したのでした。 ニューヨークにあったJames Robinson Inc.という会社を通じて、生産の九割までもをアメリカ向けに輸出する銀工房に変貌していったのです。 

アメリカ人にとっても、歴史的な母国であるイギリスで作られた銀器というのは魅力であったようで、C.W.FletcherとJames Robinson Incの提携は成功しました。 先代のFletcher≠ェ亡くなった後の2002年にはJames Robinson IncがC.W.Fletcherを買して、引き続き銀器の製作と販売にあたっています。

ニューヨークのパークアベニューに店舗があるJames Robinson Incのサイトもご参考まで。
http://www.jrobinson.com/
エドワーディアン スターリングシルバー ブライトカット フォーク


No.18216 アイビーモチーフ 両面エングレービング ヴィクトリアン スターリングシルバー ブレッドフォーク
長さ 15.6cm、重さ22g、最大横幅 3.8cm、1898年 バーミンガム アセイオフィス、
今から百年以上前、ヴィクトリア梠繧フ終り頃に作られたスターリングシルバー ブレッドフォークです。 ハ真一番目と二番目は表側の様qで、ハ真O番目と四番目は裏側の様qになります。

横幅があって、彫刻面が広くとれるので、優美なエングレービングがたっぷり楽しめる作りになっています。 ブレッドフォークの彫刻は表側のみの品が多いのですが、裏面にもしっかり彫刻が施されているのは、この品のよい特徴でしょう。

アイビーモチーフ 闥、りエングレービングの背景部分には、ハ真で見て、色合いが濃くなっているところがありますが、これは微細な彫刻線で影をつけた細工で、1ミリ間隔に七、八本の彫刻線が刻まれている様qが、マグニファイインググラスでご覧いただくと分かります、かなり細かなヴィクトリアンの職人技と言えるでしょう。

19世紀後半からしばらく、ヴィクトリアンやエドワーディアンのイギリスでは、当桙フ自然蜍`的傾向にアイビーがよくマッチした為、バルコニーやガーデンファーニチャーに絡まるアイビーが大変好まれました。 アイビーは蔦がしっかりと絡まることから、Fidelity(忠タないしは誠実)、Friendship(友情)、あるいはMarriage(結婚)を象徴するモチーフとされます。 そしていつも緑であることから、Immortality(不滅)や Eternal Life(永遠の魂)を表すクリスチャンモチーフともなっています。

ヴィクトリアンやエドワーディアンの時代のディナーテーブルでは、ロールパンやスライスパンをサーブするのに優雅なブレッドフォークが使われていました。 テーブルエチケットの変遷につれて、今日の食卓ではブレッドフォークは使われなくなってしまったので、その意味でもまさにアンティークと言えましょう。 

今ではもうなくなってしまったシルバーウェアは昔の時代に思いを馳せるに貴重で、アンティークシルバーの収集家にとってはコレクターアイテムともなっております。 現代ではブレッドフォークでパンをサーブすることはあまりないと思いますが、それはそれ、用途を変えて、パーティーの時などにオードブルサーバーとして使ってみたら、ゴージャスで話題性のあるアンティークとなって楽しいでしょう。

英国でアンティークという言葉を厳密な意味で使うと、百年以上の時を経た品物を指します。 この銀のブレッドフォークが作られたのは1898年ですから、正式な‘アンティーク’に余裕で昇格している品ということになります。 

この品が作られた頃の時代背景については、「英国アンティーク情報」欄の「14.Still Victorian」の解説記魔烽イ参考ください。
ヴィクトリアン スターリングシルバー ブレッドフォーク


No.18345 踊る村人 シルバー フォーク
長さ 12.9cm、重さ 13g、柄先の最大幅 2.0cm、銀純度800(80%シルバー)、
O人が手をつないで楽しげに踊っています。 眺めていると元気が移ってきそうなシルバーで気に入りました。 

フォーク先に向ってはバラのデコレーションが効いていたり、葉っぱのレリーフもゴージャスです。

裏面には素材の800銀を示す「800」刻印があります。 13グラムとしっかり持ちはかりがあって、銀が多く使ってあるのも好印象と思います。
踊る村人 シルバー フォーク


No.18341 ヴィクトリアン シルバープレート ブレッドフォーク with ピアストワーク SOLD
長さ 21.6cm、最大幅 4.3cm、重さ 45g、透かし柄の最大幅 1.25cm、柄の最大厚み 5.5mm、W.S. Savage & Co.作、ヴィクトリアン後期の英国製、SOLD

ヴィクトリアン シルバープレート ブレッドフォーク with ピアストワーク


No. 18342 スターリングシルバー&マザー オブ パール フォーク
長さ 13.8cm、重さ 11g、最大横幅 1.5cm、マザー オブ パール柄の最大幅 1.3cm、マザー オブ パール柄の最大厚み 5mm強、 (2本あります。)
ハンド カービングされたマザー オブ パール柄の輝きが美しいフォークです。 ホールマークはありませんが、イギリスのアンティークで、素材はスターリングシルバーで間違いないでしょう。

柄に使われているマザーオブ パールという素材は、ミルクホワイトの輝きが内側からこぼれてくるようで、光に当たると見えてくるうっすらとした虹色の輝きe畉麗です。 

マザー オブ パールの品をお買い上げいただいたお客様から、氓フようなお便りをいただきましたので、ご紹介させていただきます。
『竊の白蝶貝のうっすらとした輝きがとてもンY麗です。 まるで、嵐が来る前の空のようだと思いました。 上空を凄い速さで白い雲が流れていく中、梵ワ、空全体がぱあっと明るくなる様qや纓髴とさせます。』

イギリスは一日の中でもお天気の移り変わりが激しくて、さっきまで晴れていたかと思うと、一転してにわかに雲が天を覆うことも多く、お客様からの文章にあったような光景をしばしば目にいたします。 なるほどと、マザーオブパールをとてもよく形容しているように思いました。
スターリングシルバー&マザー オブ パール フォーク


No. 18333 スターリングシルバー ハンドル ヴィクトリアン フォーク
長さ 18.2cm、最大幅 1.9cm、重さ 33g、シルバーハンドルの最大幅 1.7cm、シルバーハンドルの最大厚み 1.1cm、1900年 シェフィールド、

とてもコンディションがよろしいスターリング シルバー ハンドルのヴィクトリアン フォークです。 ハ真二番目に見えるように、ハンドルの表側にはメーカーズマーク、シェフィールド アセイオフィスの王冠マーク、スターリングシルバーを示すライオンパサント、そして1900年のデートレターが刻印されています。 ハンドル裏面にも写真l番目のように、スターリングシルバーを示すライオンパサントと、1900年のデートレターが刻印されており丁寧です。 

l本タインの部分はシルバーでないと思いますが、タイン先端部に磨耗が感じられず、あまり使われることなく現在に到っているものでしょう、コンディション良好なヴィクトリアン アンティークであることはポイントです。 l本タイン闡Oの傾ホ部分には、フラワーデザインのエングレービングと、O方向に向かうリボン飾りと言いましょうか、紐状飾りが効いていて可愛らしくもあります。 

タイン部とハンドル部の取り付けもしっかりで、安心感があるのもよいでしょう。

ハンドル部分のパターンはキングスパターンと呼ばれ、柄先のシェルデザインが重要なメルクマールとなります。 このモチーフは、もともとは12世紀にスペインの聖地 St.ジェイムス オブ コンポステラへ向かう巡礼者たちが、彼の紋章であったシェルを身につけて旅したことから、クリスチャンシンボルとして、シェルが取り入れられていったのが始まりです。 15世紀以降はセラミックスやシルバーの分野で、このシェルモチーフが繰り返し取り上げられて今日に至っています。

ハ真のアンティークが作られたのは、今から百十年前のことで、ヴィクトリア梠纃ナ後の年にあたっています。 ぎりぎりセーフでヴィクトリアン アンティークという古さも魅力と思います。 このヴィクトリアーナが作られた時代の背景については、英国アンティーク情報欄にあります「14.Still Victorian」や「31. 『Punch:1873年2・2日号』 ヴィクトリアンの英国を伝える週刊新聞」の解説記魔烽イ参考ください。

ヴィクトリアン スターリングシルバー ハンドル デザートフォーク


No. 18242 エドワーディアン スターリングシルバー ピクルフォーク SOLD
長さ 18.5cm、柄の最大幅 1.25cm、柄の最大厚み 3mm、重さ 20g、1903年 バーミンガム、SOLD

エドワーディアン スターリングシルバー ピクルフォーク


No.18225 エドワーディアン スターリングシルバー フォーク with ウェーブ パターン エングレービング SOLD
長さ 17.9cm、柄の最大幅 1.4cm、柄の最大厚み 3mm、重さ 27g、1906年 シェフィールド、John Round & Son Ltd.作、SOLD

繊細な手彫りの彫刻が美しいスターリングシルバーのエドワーディアン フォークです。 古い品ではありますが、あまり使われた様qがなく、きれいな銀であるところもよいでしょう。 エドワーディアンの時代にあたる二十世紀初頭の1906年に作られており、アンティークとして重要な節目の百年を越えているという古さは、やはりシルバーとして大きな魅力になろうかと思います。 

彫刻のモチーフはウェーブパターンとなっています。 波模様モチーフには、Continuation(続いていくこと)や Eternity(永遠)という意味合いが象徴されており、ヴィクトリアンからエドワーディアンの頃に好まれたクリスチャンモチーフのデザインです。

ハ真l番目をご覧いただくと、波模様を形作っているのは、とても微細なエングレービングで、1ミリ間隔に何本もの彫刻線を引いて影をつけていった仕魔ナす。 また、この波模様を囲むようにして、ブライトカット様の深めな彫りが周りに飛ぶように施されており、光の反射e畉麗です。 ハ真では解像力不足でよくご覧いただけないのが残念ですが、マグニファイイング グラスで見ていただくと当桙フ限界的な職人技に驚かれると思います。 

ハ真O番目で柄の裏面に刻印されたブリティッシュ ホールマークは順に、シェフィールドの王冠マーク、スターリングシルバーを示すライオンパサント、1906年のデートレター、そしてJohn Round & Son Ltd.のメーカーズマークです。

ピクルス用のフォークはテーブルエチケットの変遷につれて、今ではあまり使われなくなってしまったシルバーウェアなので、品数も少なめで希少性があります。 闌ウに置いて眺めていても楽しめるアンティークですが、パーティーの時などにオードブルサーバーとして登場させたら面白いでしょう。 レア物アンティークは昔の時代に思いを馳せるのに貴重で、話題性があることから、シルバー愛好家にとってはコレクターアイテムとなっています。 

フォーク先端の横に突き出したアウタータインを特徴とするピクルフォークは、ヴィクトリア梠繧フ19世紀半ばに初めて登場しました。 深さのあるピクルス瓶から酢漬けを取り出す為に長くなっているものですが、今日的には私たちの暮らしの中でアンティークを活かして使えれば、オリジナルの用途にこだわらなくてもいいかなと思っています。 

メーカーのJohn Round & Son Ltd.はシェフィールドの大きなシルバースミスで、アンティークとしても今日でもよく見かける有名メーカーの一つです。 ジョン ラウンドによって1847年シェフィールドで創業され、当初はスプーンとフォークのメーカーでした。職人技の素晴らしさとデザインの優雅さで、汨謔ノその評価を確立して、息子のエドウィンをパートナーとして迎える頃には、銀器なら何でもこなすシェフィールドの大メーカーに成長していました。 第一次大戦を境にしてイギリスの国力が衰えていくと、多くのシルバースミスも衰退していった中で、John Round & Sonは1962年までシルバースミスとして仕魔続けていたというのも珍しい例と思います。
エドワーディアン スターリングシルバー ピクルフォーク with ウェーブ パターン エングレービング


No. 18236 スターリングシルバー ピクルフォーク with フラワー エングレービング
長さ 17.2cm、柄の最大幅 1.6cm、柄の最大厚み 3mm、重さ 20g、1919年 シェフィールド、Robert Pringle & Son作、
フラワーエングレービングが特徴的で、かなり繊細sズ麗なハンドエングレービングになっています。 今から九十年以上前に作られており、あと数年を経ると節目の百年に届こうという古さは、やはりアンティーク シルバーとして大きな魅力になろうかと思います。 古い品ではありますが、あまり使われた様qがなく、きれいな銀であるところもよいでしょう。

柄のねじり構造は強度と美しさを同時に追求するのに役立っています。 彫刻の良さに加えて、ねじり柄の技巧もンY麗なので、見ていて楽しいシルバーウェアに仕上がっています。 

ハ真二番目の拡大画像で、お花や葉っぱの中に見える影がかかったようなシェード部分は、とても微細なエングレービングで、1ミリ間隔に何本もの彫刻線を引いて影をつけていった仕魔ナす。 ハ真では解像力不足でよくご覧いただけないのが残念ですが、マグニファイイング グラスで見ていただくと当桙フ限界的な職人技に驚かれると思います。

ハ真O番目にある裏面のホールマークは順に 「Robert Pringle & Son」のメーカーズマーク、1919年のデートレター、スターリングシルバーを示すライオンパサント、そしてシェフィールド アセイオフィスの王冠マークになります。

シルバースミスの「Robert Pringle & Son」が創業したのはヴィクトリア梠繧ェ始まる二年前で、ジョージアンの時代の1835年のことです。 イギリスの銀工房はヴィクトリア梠繧ノ始まったものが多い中にあって、「Robert Pringle & Son」は老舗の一つと言ってよいでしょう。

ピクルフォークはテーブルエチケットの変遷につれて、今ではあまり使われなくなってしまったシルバーウェアなので、品数も少なめで希少性があります。 闌ウに置いて眺めていても楽しめるアンティークですが、パーティーの時などにオードブルサーバーとして登場させたら面白いでしょう。 レア物アンティークは昔の時代に思いを馳せるのに貴重で、話題性があることから、シルバー愛好家にとってはコレクターアイテムとなっています。 

フォーク先端の横に突き出したアウタータインを特徴とするピクルフォークは、ヴィクトリア梠繧フ19世紀半ばに初めて登場しました。 深さのあるピクルス瓶から酢漬けを取り出す為に長くなっているものですが、今日的には私たちの暮らしの中でアンティークを活かして使えれば、オリジナルの用途にこだわらなくてもいいかなと思っています。 

英国で「アンティーク」という言葉を厳密な意味で使うと、「百年以上の時を経た品」を指すことになります。 そんな訳で、英語で言うと「It will become an antique in ten years. (この品はあと十年でアンティークになります。)」という言い方をされることがあります。 アンティークコレクターにとっては、やはり百年という年撃フ経過は大きなメルクマールになりますので、上記のような会話がなされる機会も多いのです。 

このシルバーウェアが作られたのは1919年ですから、正式なアンティークに昇格するまでにあと数年が必要になる計Zです。 しかし、気に入った古いものを使っていくうちに、その品が自分の手元で‘アンティーク’になっていくことは、コレクターの喜びとも言えますので、このセットには、そんな楽しみ方もあるかと思うのです。
スターリングシルバー ピクルフォーク with フラワー エングレービングスターリングシルバー ピクルフォーク with フラワー エングレービング


No.18215 マッピン&ウェッブ ヴィクトリアン スターリングシルバー オンスロー パターン ピクルフォーク
長さ 18.7cm、柄の最大幅 1.5cm、柄の最大厚み 3.5mm、重さ 39g、1893年 シェフィールド、マッピン&ウェッブ作、

今から百二十年以上前に作られたオンスロー パターンのスターリングシルバー ピクルフォークです。 ヴィクトリアン後期の作になり、その古さはやはりアンティークとして魅力になりましょう。 

デイビット・スーシェ 蜑奄フポワロシリーズ 『The Murder of Roger Ackroyd』において、オンスロー パターンのティースプーンが、短い時間ですがアップに映るシーンがありました。 原作はクリスティの代表作になりますし、DVDは1930年代の時代設定で、ディテールにこだわって見ていくと、アンティークなイギリスが映像を通して楽しめます。 オンスロー パターンのシルバーウェアをお使いの方にお薦めしたいと思います。

柄の最大 3.5ミリほどの厚みがあって、揩ソはかりも40グラムほど、しっかりと作られたピクルフォークです。 ハ真O番目で柄の裏面に刻印されたブリティッシュ ホールマークは順に、シェフィールド アセイオフィスの王冠マーク、1893年のデートレター、そしてマッピン&ウェッブのメーカーズマークになります。 

オンスロー パターンとは、柄先のクルッとした渦巻きデザインを目印とするテーブルウェア パターンの一つで、1760年頃に初めて登場しました。 当桙フ議会政治家アーサー・オンスローから、このパターンの名前が由来するという説があります。 あるいはまた、ヴィクトリア期の優良シルバースミスであったフランシス・ヒギンスのパターンブックにおいてはスクロール(渦巻き)パターンとも呼ばれています。 

メジャーなパターンの系統からは、少し離れたところに位置するオンスローパターンになるわけですが、それはまた、かえって通好みと言えるかも知れません。 ちょっと違った銀のテーブルウェアがあると、気分も新たになって、日々の暮らしにアクセントとなるでしょう。 

クイーン・ヴィクトリアが若干18歳の若さで英国王位を継承したのは1837年のことで、この年から1900年までの64年間がヴィクトリア梠繧ノあたります。 ヴィクトリア女王は在位期間が長かったことと、その時代は英国の国力が格段に伸張した時期と重なっていた為に、イギリスjの中でも特にポピュラーな国王となりました。 アンティークの分野にあっても、この時代の物品を指すヴィクトリアーナ(Victoriana)という用語もあって、ヴィクトリア梠繧専門とするコレクタターが大勢いるわけなのです。

この品が作られたヴィクトリア梠繧フ背景については、英国アンティーク情報欄にあります「14. Still Victorian」や「31. 『Punch:1873年2・2日号』 ヴィクトリアンの英国を伝える週刊新聞」の解説記魔烽イ参考まで。

ピクルフォークはテーブルエチケットの変遷につれて、今ではあまり使われなくなってしまったシルバーウェアなので、品数も少なめで希少性があります。 闌ウに置いて眺めていても楽しめるアンティークですが、パーティーの時などにオードブルサーバーとして登場させたら面白いでしょう。 レア物アンティークは昔の時代に思いを馳せるのに貴重で、話題性があることから、シルバー愛好家にとってはコレクターアイテムとなっています。 

フォーク先端の横に突き出したアウタータインを特徴とするピクルフォークは、ヴィクトリア梠繧フ19世紀半ばに初めて登場しました。 深さのあるピクルス瓶から酢漬けを取り出す為に長くなっているものですが、今日的には私たちの暮らしの中でアンティークを活かして使えれば、オリジナルの用途にこだわらなくてもいいかなと思っています。 

メーカーは言わずと知れた有名工房ですが、このシルバースミスの歴史をご紹介しましょう。

マッピン関連のアンティークを扱っていると、「Mappin & Webb」とよく似た名前の「Mappin Brothers」というシルバースミスに出会うことがあります。
「Mappin Brothers」は1810年にジョセフ マッピンが創業した工房で、彼には四人の後継ぎ息子がありました。l人は上から順にフレデリック、エドワード、チャールズ、そしてジョンで、年長の者から順番に父親の見習いを勤めて成長し、1850年頃には引退した父ジョセフに代わって、l兄弟が工房を支えていました。

ところが末っ子のジョンは、工房の運営をめぐって次第に兄たちと意見が合わなくなり、ついに1859年には「Mappin Brothers」を辞めて独立し、「Mappin & Co」という銀工房を立ち上げました。 以後しばらくの間、「Mappin Brothers」と「Mappin & Co」は「元祖マッピン家」を主張しあって争うことになります。

しかし最初のうちは「Mappin Brothers」の方が勢力があったこともあり、1863年には末っ子ジョンの「Mappin & Co」は「Mappin & Webb」に改名することとなりました。 Webbというのはジョンのパートナーであったジョージ ウェブの名から来ています。

「元祖マッピン家」問題では遅れをとったジョンでしたが、兄たちよりも商売センスがあったようです。 スターリングシルバー製品以外に、シルバープレートの普及品にも力を入れ、目新しい趣向を凝らした品や新鮮なデザインの品を次々と打ち出し、しかも宣伝上手だったのです。 ヴィクトリアン後期には当桙フ新興階級の間でもっとも受け入れられるメーカーに成長し、それ以降のさらなる飛躍に向けて磐石な基盤が整いました。

20世紀に入ってからの「Mappin & Webb」は、「Walker & Hall」や「Goldsmiths & Silversmiths Co」といったライバルの有名メーカーを次々にその傘下に収めて大きくなり、今日に至っています。 

また、「Mappin Brothers」ですが、梠繧フ波に乗り切れなかったのか、1902年には「Mappin & Webb」に吸されてしまっています。 ただ、その頃には三人にお兄さん達はとっくの昔に引退しており、後を継いだエドワードの息子さんも引退して、マッピン家のゆかりはいなかったようです。 そうこう考えると、ジョージアンの創業で、ヴィクトリア梠繧ノ二つに分かれたマッピンが、エドワーディアンに入ってまた一つの鞘に戻れたことはよかったのかなとも思うのです。

マッピン&ウェッブ ヴィクトリアン スターリングシルバー オンスロー パターン ピクルフォーク



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