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No. 5798 9カラット ゴールド リング with ホワイトサファイア
リング内径 1.75cm、リング外径 2.0cm、リングの帯横幅 5mm、ホワイトサファイアの直径 1mm強、英国製 9カラットゴールド、1968年バーミンガム、二万二千円

両サイドにはブライトカット様の彫刻が効いていて、光の反射が綺麗です。 フレームがハートシェイプであるところも可愛らしく思います。 中ほどのハートの部分はホワイトゴールドで、両サイドの彫刻が効いた部分はイエローゴールドで出来ています。 

ホワイトゴールドとイエローゴールドという色合いの違う二つの9カラットゴールドがサプライズになって、興味を惹かれる作りになっています。 でありますが、見た感じは派手という印象ではなくて、ホワイトゴールドが控えめな為なのか、むしろ、落ち着いた雰囲気のゴールドリングと思います。

ホワイトゴールドは日本語に直訳すると白金(=プラチナ)となりそうですが、プラチナではなく、金とニッケルと銅の合金で、白い色合いの9カラットゴールドです。 つまりこのリングは黄金色と白色部分に分かれますが、素材は共にすべて9カラットゴールドというわけです。

リングの内側にはブリティッシュ ホールマークがしっかり深く刻印されているのも好印象です。 ホールマークは「S.Co」のメーカーズマーク、9カラットゴールドを示す「9」と「375」刻印、バーミンガム アセイオフィスのアンカーマーク、そして1968年のデートレターになります。

ハートは現代でも馴染み深いデザインですが、その歴史をたどりますと、英国におけるハートのモチーフはジョージアンの頃登場し、ヴィクトリア期に大流行した経緯があります。





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