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No. 20201 かもめ 帆船 くじら マリン モチーフ スターリングシルバー リング with ブリティッシュ ホールマーク
リングの最大外径 2.1cm、リング内径 1.75cm、重さ 10g、帯幅 1.25cm、1993年 ロンドン アセイオフィス、一万四千円

ごっつい感じのスターリングシルバー リングです。 写真一番目は、かもめ、波、そして帆船です。 写真二番目では、くじらが跳ねています。 

見る方向によって、銀リングの表情が変わってきますので、いろいろな楽しみ方があるのはポイントです。

ヴィクトリア時代の終わり頃からエドワーディアンの頃にかけて、ブライトンなどの海浜リゾートが賑わって、ロープや船の舵、波、シーガル、ヨットといったマリンモチーフが人気となりました。この品は1993年の作ですが、英国におけるマリンモチーフのこういった歴史にインスパイアされて出来た銀製品とも考えられます。

ゴロンとした銀塊のような風情に惹かれました。リングであることはもちろんですが、このタイプの銀リングですと、イギリスではペンダントヘッドとして身に着けている方もいらっしゃいます。そういう使い方も素敵だなと思います。

それから、写真三番目でリング内側に見えているのは、スターリングシルバーを示すライオンパサント、ロンドン レオパードヘッド、1993年のデートレターです。 リングの反対サイド内側にはメーカーズマークの刻印もあります。

横歩きライオンの刻印が英国製スターリングシルバーの銀純度を保証するマークになりますが、このライオンパサントの歴史について少し解説しておきましょう。

この歩きライオンのマークが初めて導入されたのは今から五百年ほど前の1544年のことになります。これは当時チューダー朝のヘンリー八世が行った低品位銀貨の鋳造と関係があります。歴史上どこの国でも財政が逼迫してくると、悪貨を鋳造することがひろく行われてきました。日本の江戸時代にも同じようなことがあったと思います。銀貨と銀器がほぼ同等な価値を持っていた昔の時代にあっては、お上の定める低品位銀貨の価値でもって、高品位な銀器と交換されてしまっては、損してしまうことになります。そこでその銀器が92.5%の銀純度であることを保証するマークとして、ライオンパサントが導入されたわけなのです。

歴史や伝統に格別なこだわりを持つイギリス人は、ライオンパサント(=横歩きライオンの刻印)にも特別な愛着があって、五百年の長きにわたって、この刻印を使い続けて今日に到っています。

ところで、写真のような銀はいつどこで出来たのでしょうか。
石見銀山とか聞いたことあるし、地球の内部で出来たのだろうと思いがちですが、それは違います。 地球のようなヤワな環境では銀は生まれません。 太陽の中でさえ銀は生まれません。もっと大きい星が必要です。 遠い昔に宇宙で起こった超新星爆発の途方もないエネルギーの中で銀ができたのです。

だから、写真の銀が出来たのは、地球が生まれるよりもずっと前のことです。 そして、運が良ければ、もうすぐ銀が生まれる大イベントが目撃できるかもしれないと言われています。 オリオン座の一等星ベテルギウスの大爆発がいつ起こってもおかしくない時期に差し掛かっているからです。

ベテルギウスの寿命は一千万年、そしてそろそろ一千万年が過ぎようとしています。 ただし、誤差としてたったの0.1%爆発時期がずれたとしても、それは一万年、人間にとってはどうしょもないほど長い年月になっちゃいます。 だから運がよければ。。

地球が生まれた45億年前より、さらに昔に起こった超新星爆発で出来た銀です、悠久の時の流れに思いをいたすきっかけに如何でしょう。

かもめ 帆船 くじら マリン モチーフ スターリングシルバー リング with ブリティッシュ ホールマーク(英国 アンティーク シルバー 英吉利物屋)

かもめ 帆船 くじら マリン モチーフ スターリングシルバー リング with ブリティッシュ ホールマーク(英国 アンティーク シルバー 英吉利物屋)

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