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No. 20091 エドワーディアン アール・ヌーボー スターリングシルバー ティースプーン
長さ 11.2cm、重さ 13g、ボール部分の長さ 3.6cm、最大幅 2.35cm、ボールの深さ 6mm、柄の最大幅 1.35cm、1911年 シェフィールド、James Deakin & Sons作、七千円

今から百年以上前の1911年に作られた、アール・ヌーボーのデザインが特徴的なスターリングシルバー スプーンです。 これまで長いこと英国の銀スプーンを扱ってきましたが、写真のようなデザインは見かけたことがなく、第一印象はイギリスの銀スプーンではない感じがいたしました。 

ところが、ブリティッシュ シルバー ホールマークがしっかり刻印されており、シルバースミスは有名どころのJames Deakin & Sonsと分かり、さらには、英国のパテントオフィスにデザインを登録したレジスター番号『Rd.589543』まで揃っていることから、これはもう正真正銘の英国アンティーク シルバー以外の何者でもありません。

James Deakin & Sonsが手がけたアール・ヌーボーということで、興味深く見ております。 それにしても、あまり見かけないレアな品であることから、James Deakin & Sonsによる少量生産だったのだろうと思います。

写真二番目に見えるように、裏面にはブリティッシュ ホールマークが刻印されています。 ホールマークは順にシェフィールド アセイオフィスの王冠マーク、スターリングシルバーを示すライオンパサント、1911年のデートレター、そしてJames Deakin & Sonsのメーカーズマークです。

シルバースミスのJames Deakin & Sons Ltdは、1865年にジェームス・ディーキンによってシェフィールドで創業されたのが始まりです。1886年には彼の三人の息子達、ウィリアム、ジョン、アルバートもパートナーに加わり、ファミリービジネスとして上述の社名に変更し、その後は順調に発展していきました。1888年にはロンドン支店開設、ヴィクトリア後期の1890年代には、スコットランドのグラスゴーとアイルランドのベルファストにも支店を開設しています。 

しかし多くのシルバースミスがそうであったように、この銀工房の最盛期は英国の国力がピークであったビクトリア後期からエドワーディアンの時代にあったようです。その後は事業を次第に縮小していき第二次世界大戦が始まった1940年には店を閉めました。メーカーズマークの「JD WD」はJohn & William Deakinのイニシャルになっています。 

エドワーディアン アール・ヌーボー スターリングシルバー ティースプーン(英国 アンティーク シルバー 英吉利物屋)

エドワーディアン アール・ヌーボー スターリングシルバー ティースプーン(英国 アンティーク シルバー 英吉利物屋)

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