*英国 アンティーク 英吉利物屋 トップへ 新着品物 一覧へ アンティーク情報一覧へ 英吉利物屋ご紹介へ

No. 19219 フランス製 アール・ヌーボー バターナイフ、ジャムスプーン with シルバーハンドル
バターナイフ長さ 19.1cm、重さ 35g、スプーンの長さ 16.3cm、重さ 36g、19世紀終りころのフランス製、一本 7,800円(二本セットで送料無料)

フレンチ アール・ヌーボーのバターナイフと、コンポートスプーンで、ハンドルはともに銀製です。

バターナイフの用途は、バター以外にも、カマンベールチーズなどにチーズスクープ代わりにもよさそうです。 スプーンは果物のコンポートをサーブ、ジャムスプーンとして、そしてオリーブサーバーにもよいでしょう。

二点ともブレード左の柄に近い辺りに長方形のメーカーズマークが刻印されています。 また、柄の付け根部分には、フランス製シルバーのスタンダードマークである知恵と武勇の女神、ミネルバの横顔が刻印されています。

歴史的に見てフランスは英国と同程度の富と力を持った国ですが、シルバーウェアという観点からは、英国と比べてその数がとても少ないのは不v議なことです。 パリで有数と言われるクリニャンクールのアンティークマーケットに行っても、シルバーウェア部門の貧繧ウには驚かされます。

政治や経済が安定していた英国と比べて、歴史上大きな革命を繰り返してきたフランスでは、銀器が受け継がれていく伝統が薄かったのでないかと思われます。

セットでないバラの品は時に見かけますが、そうは言っても、フランス製シルバーは英国製と比べて、数は圧倒的に少ないようです。 これは私の居所がイギリスだからというわけではなく、フランス国内でもパリのクリニャンクールのみならず、地方のアンティークフェアにも行ってみましたが、フランス銀器はあまりないというのが印象です。 ただ、これは比較の問題で、英国アンティーク銀器の豊富さがむしろ異常で、フランスは普通なのかも知れませんが。

フランス製 アール・ヌーボー バターナイフ、ジャムスプーン with シルバーハンドル












英国 アンティーク 英吉利物屋 トップへ 新着品物 一覧へ アンティーク情報一覧へ 英吉利物屋ご紹介へ