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No. 19106 Mappin & Webb ヴィクトリアン シルバープレート ジャムスプーン
長さ 15.3cm、重さ 35g、ボール部分の最大横幅 3.6m、深さ 6mm、柄の最大厚み 3.5mm、透かし柄の最大幅 1.8cm、Mappin & Webb作、1887年から数年以内に作られた英国製、5,800円

一般にシルバープレートの品においては、メーカー名が分からないことの方が多いものです。 しかし、このジャムスプーンの場合には、柄の裏面に「Mappin & Webb」のメーカーズマークがあって、アンティークとして好ましい特徴になっています。

マッピン&ウェブの作ということで、しっかり出来たジャムスプーンとなっており、メーカーの名前の良さもありますので、рヘお薦めしたいと思います。 

ハ真二番目でボール裏面に見える小さな文字は、「MAPPIN & WEBB」と「PRINCES PLATE」です。 さらにデザイン登録番号「Rd.71552」が刻印されていて、この番号から1887年4撃ノ登録されたMappin & Webbのデザインであることが分かります。

「Mappin & Webb」は言わずと知れた有名メーカーですが、その歴史は興味深いので、少し振り返って見ておきましょう。

マッピン関連のアンティークを扱っていると、「Mappin & Webb」とよく似た名前の「Mappin Brothers」というシルバースミスに出会うことがあります。 「Mappin Brothers」は1810年にジョセフ マッピンが創業した工房で、彼には四人の後継ぎ息子がありました。l人は上から順にフレデリック、エドワード、チャールズ、そしてジョンで、年長の者から順番に父親の見習いを勤めて成長し、1850年頃には引退した父ジョセフに代わって、l兄弟が工房を支えていました。

ところが末っ子のジョンは、工房の運営をめぐって次第に兄たちと意見が合わなくなり、ついに1859年には「Mappin Brothers」を辞めて独立し、「Mappin & Co」という銀工房を立ち上げました。 以後しばらくの間、「Mappin Brothers」と「Mappin & Co」は「元祖マッピン家」を主張しあって争うことになります。

しかし最初のうちは「Mappin Brothers」の方が勢力があったこともあり、1863年には末っ子ジョンの「Mappin & Co」は「Mappin & Webb」に改名することとなりました。 Webbというのはジョンのパートナーであったジョージ ウェブの名から来ています。

「元祖マッピン家」問題では遅れをとったジョンでしたが、兄たちよりも商売センスがあったようです。 スターリングシルバー製品以外に、シルバープレートの品にも力を入れ、目新しい趣向を凝らした品や新鮮なデザインの品を次々と打ち出し、しかも宣伝上手だったのです。 ヴィクトリアン後期には当桙フ新興階級の間でもっとも受け入れられるメーカーに成長し、それ以降のさらなる飛躍に向けて磐石な基盤が整いました。

20世紀に入ってからの「Mappin & Webb」は、「Walker & Hall」や「Goldsmiths & Silversmiths Co」といったライバルの有名メーカーを次々にその傘下に収めて大きくなり、今日に至っています。 また「Mappin Brothers」ですが、梠繧フ波に乗り切れなかったのか、1902年には「Mappin & Webb」に吸されてしまっています。

シルバープレートウェアについては、アンティーク情報欄にあります「10.エルキントンミのシルバープレート技術と明治新政府の岩倉g節団」の解説記魔烽イ参考ください。

Mappin & Webb ヴィクトリアン シルバープレート ジャムスプーン

裏面の様q
Mappin & Webb ヴィクトリアン シルバープレート ジャムスプーン

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