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No. 18759 スターリングシルバー ティースプーン with ゴルフクラブ &ボール
長さ 11.0cm、重さ 14g、ボール部分の長さ 3.7cm、最大幅 2.35cm、ボールの深さ 7mm、1932年、1933年、シェフィールド、Walker & Hall作、2,800円 (2本あります。)

今から七十年以上前に作られた「Walker & Hall」によるスターリングシルバーのティースプーン ペアで、柄先にはゴルフクラブとボールの飾りが付いています。 
長さが11センチのわりに14グラムと持ちはかりがあって、銀が厚めでしっかりした作りのティースプーンになっています。

スコットランドでゴルフが始まったのは今から五百年以上も前のことで、イギリスには長いゴルフの歴史があるので、いきおいゴルフ関連のシルバーウェアも、よその国と比べれば多いように感じます。

『ゴルフの真髄とは何か? それはゲームに臨んで一人の審判もいないこと。 ゲームに臨んだ人間は、審判不在の状況に身を置いて他から信用を得なければならない。 公明正大、ゥ分を絶対u悦さないのがゴルフである。(ロード・リデルの言葉)』 (ゴルフの風に吹かれて、夏坂健より)

р熄ュしゴルフをしますが、上記のような精神が宿るゴルフというゲームを、イギリス人が好んできた理由がうなずけるように思うのです。

ハ真O番目で見えるように、裏面のホールマークは順に「Walker & Hall」のメーカーズマーク、1932年と1933年のデートレター、スターリングシルバーを示すライオンパサント、そしてシェフィールドの王冠マークです。

このティースプーンを作ったシルバースミス「Walker & Hall」のメーカーズマークは、O角フラッグの中に「W&H」と書かれたマークが多いのですが、この品の刻印は別バージョンのメーカーズマークになっています。

また、この銀工房の歴史をたどってみると、歴史も長く、評価の高いシルバースミスであったことが分かります。 「Walker & Hall」は1845年にジョージ ウォーカーによって創業され、ヴィクトリアン、エドワーディアンの時代を通じて有望なメーカーに成長しました。第一次世界大戦を境に大英帝国の最盛期が過ぎると、多くのシルバースミスも衰退する運命をたどりましたが、ウォーカー&ホールは第二次大戦後までもずっと仕魔続け、その技術は高い評価を受けていたことから、1970年代に至ってマッピン&ウェッブに買されました。






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