*英国 アンティーク 英吉利物屋 トップ(謔闊オい一覧)へ 新着品物 一覧へ アンティーク情報記・一覧へ 英吉利物屋ご紹介へ

No. 18752 ラッキー クローバー モチーフ スターリングシルバー ティースプーン
長さ 11.0cm、重さ 14g、ボールの深さ 5mm、柄の最大幅 1.0cm、柄の最大厚み 2.5mm、1919年 シェフィールド、4,800円 (6本あります。)

闥、りのラッキー クローバーが上下に二つ見えています。 よく見ていくと、葉っぱの大きさに大小あって、一本一本が手作りの味わいが感じられます。 柄の最大厚みは2.5ミリあって、ティースプーンとしてはかなり厚めなつくりと思います。 閧ノしてみると銀の質感が心地よく、しっかりした銀のスプーンであるところは、とても英国風といえましょう。

ハ真二番目に側面の様qを撮ってみました。 銀が分厚く使われてることがお分かりいただけると思います。

作られたのは今から九十年以上前の1919年になります。 英国で「アンティーク」という言葉を厳密な意味で使うと、「百年以上の時を経た品」を指すことになります。 そんな訳で、英語で言うと「It will become an antique in four years. (この品はあと四年でアンティークになります。)」という言い方をされることがあります。 アンティークコレクターにとっては、やはり百年という年撃フ経過は大きなメルクマールになりますので、上記のような会話がなされる機会も多いのです。 

この銀のスプーンが作られたのは1919年ですから、正式なアンティークに昇格するまでにあとまだ数年が必要になる計Zです。 しかし、気に入った古いものを使っていくうちに、その品が自分の手元で‘アンティーク’になっていくことは、コレクターの喜びとも言えますので、この銀スプーンには、そんな楽しみ方もあるかと思うのです。

ハ真O番目に見えるように、裏面にはブリティッシュ ホールマークがどれもしっかり深く刻印されているのもよいでしょう。 ホールマークは順にメーカーズマーク、1919年のデートレター、スターリングシルバーを示すライオンパサント、そしてシェフィールド アセイオフィスの王冠マークになります。

英語には「live in the clover (安楽に暮らす)」という言い回しがあり、こうした三つ葉 クローバーの良い意味合いが、このアンティークには込められています。 クローバーと安楽の繋がりについて、牧草を刈り入れしていたファーマーの方から教えていただいたことがあるので、ご紹介しておきましょう。 

牧草など植物の成長には土中の窒素分が必要ですが、クローバーは進化した植物で、大気中の窒素を直接に取り込んで養分に出来るのだそうです、そのため、クローバーのある畑は肥沃になります。 また家畜の飼料としてもクローバーの繊維質とプロテインが動物たちの成長に欠かせないのだそうです。 と言うわけで、クローバーに恵まれた農場は栄え、安楽に暮らしてゆけるということでした。

ラッキー クローバー モチーフ スターリングシルバー ティースプーン





イギリス アンティーク 英吉利物屋 トップ(謔闊オい一覧)へ 新着品物 一覧へ アンティーク情報記・一覧へ 英吉利物屋ご紹介へ