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No. 18025 スターリングシルバー ナプキンリング with ブリティッシュ シルバー ホールマーク
直径 4.45cm、高さ(帯の横幅) 2.55cm、帯の最大厚み 1.5mm、重さ 15g、1930年 バーミンガム、H.G&S作、一万一千円

スターリングシルバーのナプキンリングで、デザインが美しく光の反射が綺麗です。 作られたのは1930年のことですから、しばらくお手元で使っていただけば、百年に届こうという古さもポイントです。 

全面に施されたエングレービングは、波線彫刻と、四角形の細かな彫りを交互に繰り返したもので、仕上がりのよい細工になっています。

四つのブリティッシュ ホールマークがしっかり刻印されているのも、この品のよい特徴です。 写真二番目に見えるホールマークは順にH.G&Sのメーカーズマーク、バーミンガム アセイオフィスのアンカーマーク、スターリングシルバーを示すライオンパサント、そして1930年のデートレターになります。

銀のナプキンリングを普段使いにするのは、お上品に過ぎるかも分かりません。 ちょっとした別の使い方を見かけましたので、ご紹介しておきましょう。 知り合いのアンティーク コレクターの方は、ゴルフでイーグルを取った記念ボールを銀のナプキンリングの上に飾っていました。 

ナプキンリングの直径が、ゴルフボールを飾る台座にちょうどよい具合で、リングとボールを一緒にすると、天文台のドームような格好で上手くおさまります。 銀の台座に記念のボールという組み合わせはゴージャス感があって、なかなかいいなと見てきました。

それから、写真の品が作られ使われた当時のイギリスはどんなであったのか。 先日、お客様との遣り取りの中で、調べてみる機会がありました。

1929年に始まった世界恐慌といいますと、私たちは世界史をアメリカ中心に学んできましたので、米国株暴落から世界中一緒に奈落の底に落ちて行ったかのように思ってしまいがちです。 

実際のところは、1929年10月の米国株暴落から直ちに世界恐慌につながったわけではなくて、1931年頃まで、イギリスへの影響は比較的軽微でありました。 1931年5月から欧州の銀行倒産が始まって、31年9月イギリスは金本位制から離脱しました。 ところが金本位制離脱後には低金利政策が可能になって、1932年から37年までのイギリスは住宅建設ブームになっています。

当時、イギリスの金本位制からの離脱は大きな出来事でしたし、1930年代は総じて不況と言ってよいのですが、一方で住宅建設は好調でした。 光と影が同時に存在した1930年代のイギリスであったのです。

スターリングシルバー ナプキンリング with ブリティッシュ シルバー ホールマーク



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