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No. 15073 ブラス フレーム 紫プリズム ヴィクトリアン プレストグラス くるくるフォブ ペンダントヘッド
フレーム最大横幅 2.2cm、プリズム面の縦と横 1.35cm*1.9cm、重さ 7g、八千八百円

ヴィクトリアンのクルクル フォブで、いい感じのアンティークと思います。 
写真一番目に見えるように、プレストグラスの表面に溝の構造があったりしますが、これはプレストグラスが作られた過程で出来たものと考えられます。

紫色の三角プリズムを光にかざしてじっくり眺めていきますと、ガラスの中にいくつもの気泡が混じっているのが分かります。 また、ルーペを使ってガラス表面を観察していくと、渦を巻いたような不均質部分が光の反射を伴って見えてきます。 こうした気泡や不均質さは昔のアンティークガラスに見られる特徴で、百年ほど前のプレストグラスであることが分かります。 ルーペを手に眺めていると、いかにもアンティークなプリズムの味わいが感じられるのです。

気泡は肉眼でも分かりますが、ガラス表面に波打つ不均質については、ルーペを持ってきて詳しく見てみました。 ルーペで観察すると、レンズ内部の気泡もよく見えてきて嬉しくなれる、そんなアンティークです。

また、回転させてみると、ブラスフレームの回転軸と紫プリズムにアンバランスが感じられるのも、百年ほど前の手仕事の味わいと思います。

飾りフレームになっているブラスという素材はパブのカウンターとか、マナーハウスのドアノブなど英国の昔ものには欠かせない素材で、磨き上げられたブラスの光沢は落ち着きと品があって、英国風を感じさせます。 ブラスのお手入れについては、ブラス専用の磨き液がありますので、ご紹介しておきましょう。 私はReckitt & Colman社のBrassoという磨き液を使っています。 スペイン製ですが、なぜか缶の表には英国王室御用達のQE2マークがあります。 イギリス人はブラス好きで、昔から英国風には欠かせない素材であったことが関係あるのかも知れません。 

ブラス フレーム 紫プリズム ヴィクトリアン プレストグラス くるくるフォブ ペンダントヘッド

ブラス フレーム 紫プリズム ヴィクトリアン プレストグラス くるくるフォブ ペンダントヘッド

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