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No. 14823 ヴィクトリアン or エドワーディアン フロント&バック 9カラット ローズゴールド ロケット
ハートの横幅 2.6cm、縦の長さ(留め具含む) 3.2cm、厚み 3mm強、ヴィクトリアン後期からエドワーディアンにかけての英国製、二万二千円

このロケットはブラスのベースメタルの上に、9カラット ローズゴールドの薄板を被せた作りで、「フロント&バック 9カラット ローズゴールド」と呼ばれる素材で作られております。

デートレター等のホールマークが無いので年代特定が難しいのですが、フロント&バック 9カラット ローズゴールドという素材と共に、手彫りのエングレービングの見事さ、植物模様のデザインからみて、ヴィクトリアン後期からエドワーディアンにかけての品と思われます。

微細な彫刻線はかなり手の込んだ仕事で、肉眼では見切らない細工もありますので、マグニファイインググラスを使って鑑賞いただけば、百年ほど前の職人さんの技術の素晴らしさに納得されると思います。

もちろん大切な人の写真を入れて使ってもよいのですが、細工の繊細さという点でかなり質の高い工芸品ですので、純粋にペンダントヘッドとしても、両面のデザインが違っていてそれぞれに楽しめます。

9カラットゴールドは金含有量が37.5%の合金ですが、金以外には銅を多く含む為に、その色あいは赤みがかかっていて、イギリスではローズゴールドとも呼ばれます。 英国にはバラの花が好きな人たちが多いので、ゴールドアクセサリーでもローズゴールドが好まれるのでは?と思えます。 金純度の高いイエローゴールドよりも、温かみがあるしイギリスっぽいので、私は9カラットのローズゴールドが好きです。

ヴィクトリアン or エドワーディアン フロント&バック 9カラット ローズゴールド ロケット

裏面の様子




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